心霊-都市伝説ナビ-

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    2013年06月

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    153 :あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage]投稿日:04/06/01 01:51 ID:PgTsFNtQ[1/1回]
    西明石の川崎重工のマンション「ふぁみーるはいつ」での実話。 
    友達が住んでたんだけど、あそこのマンションって左右対称の部屋のつくりになってる。 
    もともと霊感がある彼女だったんだけど、引越ししてからしばらくして夜な夜な 
    彼女の名前を呼ぶ声がどこからともなく聞こえてくる日が続き、 
    最初はおやじさんとかお母さんが自分を呼んでたのかな?って思ってさほど気にして 
    なかったらしい。 
    で、ある日真夜中の2時ごろ、親が呼ぶはずもない時間にまた同じ声がするってことで、 
    その声をたどっていったら押入れにたどり着いた。。。 
    んで、思い切って勇気を出して押し入れを開けたら、 
    まずゲートルを巻いた足元が見えたんだって。 
    で、「やばい!」って思って、閉めようとしたけど 
    目の前の軍服姿の若い男の人と目が合ってしまったんだって。 
    そのあとは、腰抜かしながら親元のところへ駆け込んで、 
    事情を説明して、お祓いをしてもらったって言ってた。 

    んで、お祓いをした時に事実がわかったんだけど、昔そこの土地で 
    結婚後まもなく出陣要請がかかり新婚生活も過ごせないまま戦死してしまった 
    若い男の人の霊だったらしい。 
    たまたま、友達の名前と妻の名前が同じだったために波長が合って、 
    恋しい気持ちが霊となって表れてきたそうです。 

    その後、友達家族は気持ち悪いからといって引越ししたけど、 
    今でも、そこのマンションの押入れの中には御札が貼ってあるそうですよ。 

    それにいわくがあるのかどうかわかりませんが、 
    林崎の駅前の交番のある場所に必ず幽霊でるそうです。 
    目撃者多数。 

    あるおじさんから聞いたのは、溝の中で生首がくるくるくるくる回ってたそうです。 

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    844 :本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2005/10/24(月) 18:55:47 ID:cZbXTL030[1/8回(PC)]
     ある日の朝、出勤途中に公園のそばを通りかかると、酒盛りの声が聞 
    こえてきた。 
     公園に住み着いている浮浪者たちが、朝から宴会を開いているのだ。 
    何処で手に入れたのかは知らないが、日本酒と重箱を囲んで愉しげに 
    やっている。 
     もっとも、愉しげなのは彼らだけで、私と同じように公園のそばを通り 
    かかったサラリーマンやOL、学生たちはみんな、顔をしかめていた。 
     新しい一日の始まりに、誰もが「今日も仕事に勉強に頑張ろう」と一新 
    した気分でいる。平日の朝からすっかり出来上がった声を上げている彼 
    らに、その気勢を削がれるのは全くの不愉快だった。 
     しかし、浮浪者たちに面と向かって文句をつける人はいなかった。 
     みんな、浮浪者たちと関わりたくないのだ。 
     それには、こんな理由がある。 

     いつの頃からか、ひとりの浮浪者がブルーシートで粗末なテントを作り、 
    公園の雑木林に住み着くようになった。それがあれよあれよと言う間に 
    増えて、今では10人近くの浮浪者たちがそこに住み着くようになった。 
     そして、浮浪者たちは公園を完全に占拠してしまう。



    845 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 18:57:31 ID:cZbXTL030[2/8回(PC)]
     外灯からの盗電や水飲み場などの施設・遊具の占有は当たり前。子供 
    たちが広場で遊んでいると、「うるさいぞ、何処かへ行け!」と拳を振り上 
    げたり、老人がベンチで休んでいると、「俺の寝床に勝手に座るな!」と 
    その場から追い出そうとしたりする。 
     公園が、その本来の機能を果たせなくなっていた。 
     このままではいけないと、自治会長と市役所の担当者が彼らの許へ出 
    向き、公園からの退去や施設への入所などを説得した。 
     しかし話し合いは紛糾し、二人は浮浪者たちから罵声を浴びせられて 
    しまった。しかも悪いことに、自治会長が短気を起こしてしまう。 
    「今は世知辛い世の中だから、ある面ではアンタたちに同情していた。 
    だからと言ってな、いつまでもこの公園に居座れると思うなよ! ルール 
    を守れないのであれば、お前たちはゴミだ!、ゴミ同然だ! 
    「お前たち全員、この公園からゴミ同然に放り出してやるからな!」 
     この話を聞いた時、私はこの失言が原因で大きなトラブルに発展する 
    なと予感した。 
     案の定、話し合いから3日後、浮浪者たちは弁護士ふたりを連れて市 
    役所と自治会長宅に押しかけて抗議行動を行った。



    846 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 18:58:24 ID:cZbXTL030[3/8回(PC)]
    「我々から『生存権』を奪おうとする、市役所の横暴を許すなぁー!」 
    「自治会長は差別主義者です! みんなで力を合わせて、この町から彼 
    を追い出しましょう!」 
     何処から用立てたのかは知らないが、拡声器を使って音も割れんばか 
    りのボリュームで叫び、街頭を行く人たちにビラを配っていた。 
     もちろん、この町の人たちは自治会長の人となりを知っているので、浮 
    浪者たちの主張に耳を貸すことは無かった。 
     しかし、各メディアで報道されてしまうと、事情を知らない近隣の市町村 
    の人たちから「自治会長を辞めさせろ!」とのクレームの電話が殺到して 
    しまった。 
     しかも、浮浪者たちは有り余る時間をフルに活用して、朝駆け・夜討ち 
    の抗議行動に出る。さすがの自治会長もこれには参ってしまい、とうとう 
    体調を崩して入院してしまった。 
     自治会長が入院したその日の夜、町の住人たちが会議を開いた。 
    「自治会長のような信任厚い人でも、人権を盾にした抗議行動によって 
    悪者に仕立てられてしまうんだ。悔しいけど、とても敵わないよ……」 
    「ならば、こちらも弁護士を立てて対抗しよう。ヤツらは俺たちが公園を 
    諦めるのを狙っているんだ。ヤツらに公園を渡してなるものか!」



    847 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 19:01:10 ID:cZbXTL030[4/8回(PC)]
     町の人たちの中には、公園を諦めてしまう人たちもいれば、鼻息を荒く 
    して対抗運動を主張する人たちもいた。 
     しかし対抗運動を主張する人たちも、やがて運動を諦めざるをえなくな 
    った。彼らの子供数人が、浮浪者たちに後を付けまわされたと訴えてき 
    たのだ。怯える子供たちに脅しに屈するな、耐えろとは言えない。子供が 
    狙われたのでは、運動のやり様がなかった。 
     警察にも訴えてみたが、浮浪者たちのバックにいる弁護士ふたりを嫌 
    って相手にしてくれなかった。警察ですら、見て見ぬ振りなのだ。 
     もう、金輪際、浮浪者たちと関わるのはよそう…… 
     そんな空気が町全体を支配してしまった。 

     その日の夕方、帰宅途中に公園のそばを通りかかると、酒盛りの声が 
    また聞こえてきた。 
     公園に住み着いる浮浪者たちが、朝からずっと宴会を続けていたのだ。 
     本当に何処で手に入れたのかは知らないが、日本酒と重箱、その空箱 
    と空ビンを囲んで愉しげにやっている。彼らはひがな一日、飲み食いして 
    いたのだろうか?



    848 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 19:02:30 ID:cZbXTL030[5/8回(PC)]
     すっかり出来上がった浮浪者たちが、大声で騒ぎ出す。 
    「お詫びに黙ってこんなモンを置いておくんだから、ちょろいよな」 
    「もう少し脅してやれば、まだまだいろいろ出てくるんじゃないのか?」 
    「そうそう、自治会長の中学生の孫娘って結構、可愛いかったよな?」 
    「女の子にココに来てもらって、お酌してもらっちゃおーかなぁ?!」 
    「よぉ、よぉッ、ワカメ酒ッ! ワカメ酒でキューっと一杯ッ!」 
    「その前に生えているのかどうか、確かめなきゃぁな」 
    「それよりもぉ、確かめなきゃいけない大事なことがひとつぅ、あるんじゃ 
    ないのぉー──ッ?!」 
    「そうだそうだ、今時のガキは早ぇからな!」 
    「何なら、俺たちで”貫通式”をやってもいいけどな?」 
     浮浪者たちの間で爆笑が起きた。全員、顔がいやらしくニヤついている。 
     私は思わず歯を剥き出しにして、憤ってしまった。誰もが一日の終わり 
    を心静かに過ごしたいと願っている。大声でバカ騒ぎをするだけならまだ 
    しも、不穏な発言をして他人を不安、不快にさせるのは本当に腹立たしい。 
     しかし、浮浪者たちに面と向かって文句はつけなかった。 
     私も、浮浪者たちとは絶対に関わりたくなかった…… 
     不甲斐ない自分に失望しつつ、再び家路につく。



    849 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 19:04:26 ID:cZbXTL030[6/8回(PC)]
     しかし、『お詫びにこんなモンを置いておく』とはどういうことだ? 
     市役所がお詫びの印として、お酒や重箱を置いて行ったのか? 
     いろいろな疑問が浮んだが、しかし── 
    「ただいまぁ~!」 
    「おとうさん、おかえり~ぃ」 
     そんな疑問は、自宅の玄関ドアをくぐった瞬間に忘れてしまった。 
     あんな連中と、可愛い子供たちのお出迎えとは比べようも無い。 
    「今日も、何か変わったことは無かったか?」 
     子供たちが元気よく首を縦に振る。私は目を細めて頷いた。 

     次の日の朝、出勤途中に公園のそばを通りかかると、ディーゼルエン 
    ジンの大きな音が聞こえてきた。公園の真ん中に、ゴミ収集車が停車し 
    ていたのだ。しかし、その様子が少しおかしい…… 
     本来、私の住む市のゴミ収集車は、車体カラーを青色に統一している。 
     しかし、目の前のゴミ収集車の車体カラーは黒色で、その大きさも通常 
    と比べてふた回りほど大きかった。 
     4人いる清掃員も、本来は青色の作業服のはずが、黒色の作業帽と作 
    業服を着て、サングラスまでかけていた。



    850 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 19:06:09 ID:cZbXTL030[7/8回(PC)]
     4人の清掃員たちは収集車をテントの横に着けると、その周りにあった 
    ガラクタを次々と投入口へ放り込んでいった。ディーゼルエンジンが唸り 
    声を上げて、中の回転板がガラクタを破砕していく。 
     さらに4人はテントを壊し、中にあったガラクタも放り込んでいく。 
     鍋、携帯コンロ、小型テレビ、ラジオ、電気ランタン、浮浪者── 
     清掃員2人が、まったく動く様子のない浮浪者の体を両脇から抱え上 
    げて、頭から投入口へ放り込んだ。ディーゼルエンジンがさらに大きな 
    唸り声を上げて、中の回転板が浮浪者の体を破砕していく。 
     私はその場に立ち止まって我が目を疑ったが、公園のそばを通りか 
    かった他の人たちはみんな、チラッと収集車に目を遣るだけで、避ける 
    ように通り過ぎて行く。携帯電話を取り出して警察へ通報する人もいな 
    ければ、清掃員を指して「人殺し!」と騒ぐ人もいない。 
     恐らく、みんな、どんな場合であろうとも、浮浪者たちとは関わりたくな 
    いのだろう…… 
     浮浪者のひとりが立ち上がり、体をよじって清掃員たちに抵抗する。し 
    かし彼の足許はおぼつかなく、ひとりで勝手に暴れまわった後に地面に 
    倒れてしまった。倒れた後は、何故か喉を押さえてえずいていた。



    851 :潜水士 ◆MK4bj1r2OY [sage]投稿日:2005/10/24(月) 19:08:41 ID:cZbXTL030[8/8回(PC)]
     清掃員2人はその浮浪者の体を両脇から抱え上げると、そのまま頭か 
    ら投入口へ放り込んだ。悲鳴が聞こえたような気がしたが、ディーゼルエ 
    ンジンの唸り声の方が大きくてよく判らない。 
     作業はこの後も続くようだったが、電車の時間が迫っていたのでその 
    場を後にした。 
     もちろん、私も警察へ通報しなかった。 
     私の可愛い子供たちの後を付けまわして怯えさせるような卑怯者たち 
    とは、絶対に関わりたくない! 

     その日の夕方、帰宅途中に公園のそばを通りかかったが、公園は静 
    穏そのものだった。雑木林を覗いてみると、テントも浮浪者たちもすっか 
    り片付けられていた。 
     ふと、自治会長の失言を思い出す。 
    「お前たち全員、この公園からゴミ同然に放り出してやるからな!」 
     その言葉の通り、浮浪者たちは収集されてしまったのだ。 

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    639 :ゴンザレス[]投稿日:2005/06/29(水) 14:34:16 ID:fAr6yGFQ0[1/2回(PC)]
    私が小学校の時の体験です。 
    私の家の近所に、老夫婦の住む家がありました。その夫婦は子供がなかったらしい 
    んですが、品よく仲睦まじいので有名で、よくその奥さんが家の前を掃き 
    掃除しているのを見かけたものでした。 
    私が学校から帰ってくるとき、よく奥さんとは鉢合わせすることがあり、その度に 
    奥さんは小さい私をかわいがってくれ、たまに飴玉などお菓子をくれることもあり 
    ました。 
    それが、私が小3だったある日、学校から帰ってくると、老夫婦の家の前に人だかり 
    がしており、集まっている近所の人に何事かと尋ねると、あの奥さんが表で倒れてしまい 
    いま救急車で運ばれる最中とのこと。やがてぐったりした奥さんが救急隊員に運ばれて 
    行くのが見え、奥さんは救急車に搬送、私は去ってゆく救急車を近所の人たちと不安な気持 
    ちで眺めていました。 



    640 :ゴンザレス[]投稿日:2005/06/29(水) 14:34:49 ID:fAr6yGFQ0[2/2回(PC)]
    その一週間後。私が、あの奥さんはどうしたのかと案じながら家路を急いでいると、 
    老夫婦の家の前で、奥さんが掃き掃除をしているのに出くわしました。 
    私「あれ、もう具合はいいの?」 
    奥さん「ええ、もうぐっとよくなったの。近所の皆さんに心配かけてすみません、て 
    御ばあ様とお母様に言っておいてね」(私の家の祖母と、この奥さんとは手芸教室の友人だった) 
    みたいな会話を交わし、私はすっかり奥さんが治ったものと思い安堵しました。 
    以後3年間くらい、いままで通り学校の帰りに奥さんと会うことが続きました。 

    それが、私が小5の夏休みに入ってから、何故か一度も奥さんを表で見かけることが 
    なくなってしまいました。始めは気にもしていませんでしたが、ある日ふと気に 
    なって、台所で夕食の支度をしていた母に、あの奥さんは最近どうしてるか訊いた 
    ところ、 
    母「何言ってるの。あの奥さん結構前に亡くなったじゃないの。」 
    私「えっ?」 
    びっくりして話を訊いて分かったのですが、どうやら奥さんが衆人環視の中救急車で 
    搬送された小3のあの日、奥さんは搬送先の病院で急死していたようなのです。葬式は 
    奥さんの実家のある田舎で営まれたようで、(そのへんの事情は分かりませんが)私には 
    彼女の死を知る機会も無かったらしいのですが…。 

    じゃあ、その後二年間、私が表で会い、挨拶し続けた、そしてお菓子までもらって 
    いたあの奥さんは一体…? 

    ちなみに、奥さん亡き後家に一人残されたご主人は、その後私が中一のときに、 
    親戚に屋内で孤独死しているのを発見されました。なんでも死亡した日を割り出したら 
    それが奥さんの命日だったとか…。 
    こういうことってあるもんなんですね。

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    341 : 長文だけど①[sage] : 投稿日:2002/09/26 14:42:00
    この前漏れの叔父さんが下校する娘を迎えに行く途中、 
    ふと花屋に立ち寄りマーガレット(だったような)を見て 
    亡くなった奥さんのことを思い出したんだって。 
    (以下、叔父さんの若い頃の思い出話) 
    小学校の七夕の時、下校中に印象的なきれいな女の人を見かけた。 
    大学生になった時、当時の彼女とのデート中にまたその女の人を見かけた。 
    就職した時も通り雨を避けるため入った店でその女性に出会った。 
    その時、子供の頃から密かに思いを募らせていた叔父さんは、思い切って 
    彼女に交際を申し込んだんだって。そして二人は、いわゆる漏れの叔母さん 
    と叔父さんは結婚した。 



    342 : 長文だけど②[sage] : 投稿日:2002/09/26 14:44:00
    そんな不思議な出会いだったわけだが、夫婦生活の中でもおかしなことが 
    何度かあったらしい。 忘れ物を取りに家に戻ると、今出たばかりなのに妻が 
    いない。 捜してみると、さっきいなかったはずの場所にいる。 
    しかもマーガレットを持って・・・。こうやってふと消えることがたまにあった。 
    叔母さん(以下、涼子さん)は、人差し指と中指を重ね合わせる 
    (欧米でいうところの「幸運を祈る」の表現と同じ)のが好きだったらしい。 
    涼子さんいわく「こうしていると、私(人差し指)があなた(中指)に 
    抱かれているように見える」という理由で。 
    それはさておきしばらく経って、おれが生まれた頃くらいに涼子さんはガンに犯 
    された。 仕事が忙しかったがそれでも叔父さんは涼子さんの死に目になんとか 
    間にあった。 自分の最期が薄々わかっていたらしく涼子さんは、自分の秘密を 
    話し始めたんだって。 
    「わたしはね、時を越えることができるの。私は、将来自分の夫になる 
      あなたを、子供の時から見ていたのよ」みたいなことを言い、 
    叔父さんは「じゃあ、おれの未来も見に行ったのか?」と聞き返したら。 
    涼子さんは「一度だけね」と言ったんだって。 
    そんな話をしてるうちに、涼子さんは亡くなった。 
    叔父さんは悲しみにくれたけど、それでもその後、娘を立派に育て上げた。 



    343 : 長文だけど③[hage] : 投稿日:2002/09/26 14:46:00
    「あのとき涼子はあんなことを言ったが、おもしろい話だった。」 
    そんなことを思い出しながらマーガレットを見つめていたら、 
    その瞬間、叔父さんの頭の中で全てが繋がったらしい。 
    まだ涼子さんがが生きていた頃、手にしていたマーガレットは・・・。 
    背後に亡くなった妻がいることを確信し、叔父さんは振り返ってみたら 
    車道を挟んだそこに涼子さんがいた。人差し指と中指を重ね合わせて。 
    手にしたマーガレットを差し出す叔父さん。 
    目から涙があふれ出てきたってさ。 

    目を潤ませながら漏れにそんな話をしてきた。 

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    337 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/09/26 12:12:00
    友達がアパートで病死して2年。 
    死後1週間以上立ってから発見されたのですが 
    いつ電話をしても留守電になっているので「変だ、変だ」と回りが気が付くまで 
    どんなに親しくっても一週間もかかるんです。 
    おりしも暑い頃だったので進行が早くて、死亡推定日の特定が難しく 
    病院の話でも「死後一週間以上です、ご命日は某月某日くらいでは?」とのことでした。 

    お葬式のときに誰にも言いませんでしたが、今でも気になっていることがあります。 
    それは、友達が亡くなったとされる頃、家に不思議な電話があったことです。 
    夜中と昼間に一回ずつあったのですが、電話に出ると「ざー」という雑音が断続的に聞こえるだけなのです。 
    「ざ、ざざざー」と言う雑音が聞こえる電話で、ファックスのような機械的発信音ではなく 
    テレビかラジオの周波数があっていないような感じでもあり、「もしもし、もしもし」と 
    なんども呼びかけたのですが反応がありません。このときは受話器が故障したのかとも思いましたが夜中な事もあり 
    ちょっと気味も悪くなったので切ってしまいました。胸騒ぎというものを初めて経験しましたが 
    それがなんの胸騒ぎかはこの時は判りませんでした。 



    338 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/09/26 12:12:00
    >>337文が長すぎたみたいですね。 

    次の日、午後くらいでしたでしょうか、また同じ電話があったのです。 
    直前に電話を使っていたので受話器が故障しているのではないことは判っていましたから 
    相手の電話がおかしいのだと思い「もしもし、オタクの電話、故障していますよ。聞こえますか?」と呼びかけましたが 
    相変わらず雑音がするばかりでしたのであきらめて切りました。 
    それから4日ほどして友達が亡くなっているのが発見されたのです。 

    亡くなった友達の枕元には携帯電話と普通の回線の電話があり、着信発信も確かめたのですが 
    最後の発信は携帯電話で最後に話をした人の話では変わった様子はなかったそうで、家に雑音の電話がかかってきた前の日が最後でした。 
    着信発信を確かめたとき「もしかして」と思ったのですが 
    だいいち、わたし宛に電話をするのなら普通は携帯電話にかかってくるはずですし 
    この雑音電話の相手が亡くなった友達とは考えにくいのですが、今も思い出すのはこの電話を受けたときの激しい胸騒ぎ、そして 
    もしかしたらこの電話の時までかすかに生きていたのではないか?との思いが今でも頭を離れません。 
    思い出してはいたたまれない気持ちになるのです。 



    339 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/09/26 13:27:00
    >>337 
    なんかせつないな・・・ 
    何かの知らせだったんだと思う。 

    「ざ~」という電話、俺も経験あるよ。 
    知り合いが自殺して、そのことで、 
    「自殺した人の奥さんにも原因があるよね」と友達と話しているとき、 
    急に「ざ~」という音で友達の声がかき消されたんだ。 
    そして5秒ほどして、再びつながった時、 
    友達が「なに今の?男の声で『お~』ってうなり声がした(焦)」って・・・ 

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