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    2013年09月

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    28 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/02/13(火) 18:14 

    これは母から聞いた話なんですが 
    結婚前勤めていた会計事務所で、母は窓に面した机で仕事していました。 
    目の前を毎朝御近所のおじいさんが通り、お互い挨拶をかわしていました。 
    ある日は果物や家でとれた野菜など差し入れてくれる日もあったとか。 
    母はそのおじいさんと仲良しだったみたいです。 
    おじいさんが来るとき、さくさくと雪を踏む音が聞こえてくるので 
    いつも窓を開けて挨拶していたそうです。 
    でもある日おじいさんは顔を出しませんでした。 
    家族の人に聞くと、「山に行ったっきり帰ってこない」と。 
    捜索願いも出され、母も事務所の人たちもとても心配していたそうです。 

    二日後の朝、いつものようにさくさくと音がするので 
    おじいさんが戻って来たんだと思い母は窓を開けて顔を出しました。 
    事務所の人たちも窓のところに寄ってきました。 
    でも誰もいない。足音は目の前で止まりました。 
    空耳かなと思って窓を閉めようとした時、また足音がして 
    それはだんだん遠ざかって行ったそうです。 
    そのあと、電話がなりました。 
    おじいさんの家族から「ついさっき、谷底で死んでいるのが見つかった」と。 
    最後に会いに来てくれたんだねってみんなで話したのよ、と言っていました。 
    なんだか聞いててちょっと切なくなりました。 

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    95 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/05 09:09:00
    確かこういう話を聞いたので書きます。 
    A子は社会人になってからも、実家に同居していた。 
    その家には20年近く住んでいるのだけど、 
    まったく普通の家で、霊の気配なんか欠片もない家だった。 
    ある日隣の家に娘さんが帰ってきた。 
    都会の方の大学に通っていたが就職先が無く、実家に戻ってきたらしい。 
    隣に娘さんが帰ってきた次の日から、A子の部屋で異変がおき始めた。 
    夜、部屋に入ると、誰かいる気配がする。 
    部屋のオーディオ機器が次々に壊れる。 
    不自然な家鳴りが1時間以上続くなど、 



    96 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/05 09:16:00
    恐怖におののいたA子一家は、もり塩をしてみたり、 
    神社で御札をもらったり、怪しげな霊能者にお払いを頼んだりしたが、 
    一向に収まる気配が無い。 
    やがて段々A子も体調を崩すようになり、 
    かろうじて仕事には出るものの、休日には寝込むことが続いた。 
    3ヶ月たったある夜、あまりの寝苦しさと息苦しさに目を覚ましたA子は 
    部屋の片隅に、ぼんやりとした塊があることに気が付いた。 



    97 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/05 09:23:00
    薄いカーテン越しの街灯の光に、 
    ぼんやりと座り込んでいる男の姿がある。 
    A子は顔をそらすことも出来ず、目を閉じることも出来ない。 
    その男は哀しげに眉をひそめ、 
    閉じたカーテンの先をじっと見据えている。 
    青いTシャツに破れたGパン、茶色がかった髪で、 
    顔立ちも悪くない。 
    1分だったか1時間だったか、その男はじっと窓の外を見つめたまま、 
    かき消すようにフッと消えたという。 



    99 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/05 09:45:00
    部屋に霊が住みついたことを知ったA子は、 
    早速物置にしていた隣の部屋に移り、難を逃れたが、 
    何故そんな霊が部屋に住みついたのかがわからない。 
    突然の霊障に悩んだ一家は、ある噂を耳にした。 
    隣の娘さんが実家に戻った理由は、 
    娘さんに振られた男の自殺が原因だったという。 
    別れ話を切り出しても別れてもらえず、困った娘さんは、 
    縁を切るために地元に戻ったらしい。 
    その直後に男が自殺し、遺書には何枚にもわたって 
    娘さんへの思いが書かれていたという。 
    自殺の仕方に不審点があったため、娘さんにも 
    警察が事情聴取に来たらしい。 
    気味悪がった隣の家は、霊験あらたかな神社の札を娘に持たせ、 
    家中に御札の結界を張っているということだった。 



    100 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/05 10:03:00
    だからといって、私の部屋に住みつくことはないじゃないかと、 
    軽く怒りをおぼえたA子は、カーテンを全開にして霊に、 
    日の光を浴びさせて懲らしめることにした。 
    晴れた日の朝、物置になった元の部屋のカーテンを全開にして、 
    A子はあることに気が付いた。 
    A子の斜め前、窓ガラスを2枚はさんだ向こうに、 
    隣の娘さんが見える。 
    A子の部屋は娘さんの部屋が覗ける位置にあったのだ。 
    その時、部屋の空気がにわかにザワ付き、 
    歪んだ歓喜の念が伝わってきたという。 
    『アノコノスガタガミエル』 



    101 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/06/05 10:12:00
    A子はゾッとして、カーテンを開けたまま部屋を出て、 
    以後、一切その部屋に近付かないことに決めた。 
    ほどなく結婚が決まり、家を出たA子は、何年か経って 
    さり気なく実家の母親にその娘さんの事を聞いたらしいが、 
    娘さんはA子が出た半年ぐらい後から 
    体調を崩し始め、入退院を繰り返しているという。 

    どんなに強力な守りの札でも、効力は1年足らず。 
    人の恨みは代をまたぐというのに、その効力はあまりにも短い・・・ 

    という話でした。 

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    86 : 1コピペっす ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/04 21:45:00

    広島(地元)の繁華街を休みの度にうろつくという習慣がありました。 
    CD,洋服、時計、女の子・・・ 
    見るものが全部自分を祝福しているように思っていた頃の事です。 
    その日も私は金も無いのに靴屋を回って 
    CONVERSの新作をチェックしていました。 
    次の店に行こうと思い横断歩道をわたろうと信号待ちをしていると、 
    向かい側にいる女の人と目が合いました。 
    その人は私と目が合うとにっこりと微笑むのです。 
    きれいな人でした。 
    が、見覚えがありません。 
    近所に住んでる人かな、と思って会釈をして、その人とすれ違いました。 
    そして次の週末。新しいCDを見に行こうと思って同じところを通ると 
    またその人がいます。 
    そして私と目が合うとにっこりと微笑むのです。 



    87 : 1コピペっす ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/04 21:45:00
    それは本当にキレイな笑顔でした。しかし私はその人が誰か分かりません。 
    それでも私は嬉しくて、少し照れながら会釈をして通り過ぎました。 
    それから2ヶ月余り、同じ場所で同じような事がありました。 
    私はこんな若造に微笑みかけてくれる美しい人に 
    ほとんど恋に近い感情を抱くようになりました。 
    それでついに、次にあった時には話し掛けてみようと決心しました。 
    意を決して週末の午前に取って置きの服を着ていつもの場所に向かいました。 
    その日は少し冷たい風の吹く良く晴れた5月の日でした。 
    足取りも軽くその場所に向かうとその人はいませんでした。 
    がっかりした私はそれでも会えるかも、と思って 
    辺りで時間をつぶしたりして待ち続けました。 
    そして夕方になってもうあきらめようかと思った時、 
    夕焼けの空に赤く照らされて、その人はそこに立っていました。 



    88 : 1コピペっす ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/04 21:46:00
    私は彼女を見ています。 
    彼女も私を見ています。 
    でも、目が合ってもその日の彼女は笑いません。 
    私は信号が青に変わるまでに何度も深呼吸をし、自分の気持ちを確かめ、 
    そして信号が青になり、ゆっくりと彼女に近づきました。 
    彼女もゆっくりと歩いてきます。 
    ・・・そしてどんどん距離が近づき、彼女に話し掛けようとした時、 
    彼女が先に、私の目を見つめたまま、にっこりと笑って・・・・・・・・・・・ 

    「私が誰だか分かりますか?」 

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

    私は何も言えず、呆気に取られて美しい彼女の顔を見つめていました。 
    馬鹿みたいに。 



    89 : 1コピペっす ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/04 21:47:00
    すると彼女は少し悲しそうな顔をして、それでも笑顔のまま、ゆっくりと歩き出し、 
    そして通り過ぎていきました。 
    私は信号が赤になってタクシーにクラクションを鳴らされるまで 
    そこでボーッとしていました。 
    その時にはもう彼女の姿はありませんでした。 
    それ以来その人の姿を見る事はありませんでした。 
    あの時、何か返事を返せていたらもっと違う結末があったのでしょうか? 
    私は今まですっかりこんな事があったのを忘れていました。 
    きっと悲しい事は忘れてしまった方が楽だからなのでしょう。 

    私がずっと前に恋した人・・・・・・・ 

    あなたは誰だったのですか? 

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    83 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/04 20:23:00

    車を持つことは楽しいことです。 
    世界が大きく広がる思いがします。 
    ただし、私は新車しか買いません。 
    中古車は怖いのです。 

    社会人になる直前に車の購入のため、中古車屋をまわっていました。 
    新車に比べて割安なのが魅力です。 
    まだ独身でしたので、3ドアの小型車を80万円程度でさがしていました。 

    何軒目の中古車屋だったでしょうか。 
    目当ての紺色の車があり、相場よりも安い車がありました。 
    試乗する際に少し寒気がしましたが、車体の調子はよく、商談に入ろうと車から降りました。 
    そして、ふと車を振り返ると乗っているのです。 
    助手席に女の人が。 



    84 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/04 20:24:00
    一緒に試乗したのは、営業の男性ですし、鍵は直前に自分でかけていいます。 
    事務室に帰ってからもずっと乗っていました。 
    若い女の人で身じろぎもせず座っていました。 
    まるで、恋人を待つかのように。 
    初めてのドライブかのように。 
    商談はできませんでした。 

    車は事故車ではないと思います。 
    彼女の思いが車に残っているのでしょう。 
    本当の彼女はどこかで楽しく暮らしているかもしれません。 
    ただ、夏の残り日のように思いを車に残して。 

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    695 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/04/08 19:30 

    ここのスレを読んでいてふと思い出したので書きます。 
    私の祖母は小学五年生の時に亡くなりました。 

    私が24歳ぐらいの時(二浪して就職まぎわ、藁)にいきなり 
    夢に現れました。そして、長い暗い洞窟を手を引いて歩くのです。 
    「おばあちゃんここどこ?」と聞くと「ヨナグニだよ」と 
    言います。私はそこはいったい外国なのか、なんなのかわからない 
    まま祖母に手を引かれて歩きました。 

    祖母は洞窟の突き当たりまで来ると、紙のようなものと 
    入れ歯を燃し始めました。「おばあちゃん、何やってるの」と聞いたら 
    「●●さんが入れ歯忘れたからね、届けてるの」と言います。 
    私は心細くなって「帰ろう」と言うと「幸せにね」と言いました。 
    その後、いきなり真っ暗な島のシルエットを一瞬見ました。 
    そうかと思うと、満開の桜の花が視界いっぱいに咲き乱れていました。 
    夢なので、こまぎれなのです。 

    目が醒めて、私はその夢の話を母にしたところ、話は親戚に伝わりました。 
    祖母の言う●●さんは、祖母の義理の姉で、祖母の死後にすぐ亡くなった 
    のだけれど、バタバタした葬式だったということでした。後で仏壇を 
    探したら入れ歯が出てきたとか…夢のおかげでお墓に納めることが出来たと 
    感謝されました。が、これだけでは終わりませんでした。つづきます。 



    696 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/04/08 19:36 

    「ヨナグニ」という言葉がひっかかっていたので、地図を 
    調べたら、沖縄に「与那国島」という島があることを知りました。 
    当時、私がなんとなくつきあっていたオトコノヒトが 
    沖縄出身だったので、何気なくその話をしたら、 
    「与那国は神様の島。きっとおばあちゃんが燃していた紙は 
    ジーチンという死者に捧げる紙のお金だよ」と言いました。 

    だいぶ後になって、その人と結婚する時に 
    祖母が「幸せにね」と言った言葉がはじめて蘇りました。 
    そういう意味だったんだね…おばあちゃん… 

    わかりづらい話ですいません。桜が咲くとなぜか思い出します。 

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