心霊-都市伝説ナビ-

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    2014年06月

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    696 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/30(火) 00:40:31 ID:8gbZd0R4O [1/3回(携帯)]
    昔 桂浜から西への海岸線の遊泳禁止海岸で 
    夜中に(台風来る前の海)車から連れと降りて 
    海に石を投げとったら 物足りなくなって 
    『こらぁー海の根性無しがぁー!! 掛かって来い!オラァー!』 
    て罵倒しながら石投げまくってた 
    で そこそこ波がキツくなって来たなぁ 
    思って帰ろうかとタバコ吸って話しをしてたら 
    3人で俺と もう1人は堤防にもたれて海を見ながら 
    残る1人は少し海側に堤防側を向いて離れてタバコ吸ってた 

    俺らと海側の連れは距離6m位だった 
    今日はこれで上に上がろうやって事で 最後に海側の奴がバンバン罵倒して 
    海に石を投げ込んで 俺らの方を笑いながら向いた直後 

    今までの波の倍位の波が奴の背後に見えた 


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    327 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/07/18(金) 14:28:44 ID:4iU+BZZy0 [1/1回(PC)]
    私の地元での実話ー。 
    ある小さな、田畑の多い山間の集落の、一つの山のの頂上に、 
    その集落と先にある海を見渡す一本の大きな大きな山桜の木があったそうだ。 
    それはその集落ではご神木の様に扱われていたという。 
    毎年春には遠くからでも見えるほど沢山の花をつけ、散る頃には、 
    その花びらは風に乗り、その集落の下までひらひらと美しい雪にも似た光景を見せていた。ある年の事。 
    その山桜の木を、地主が切ってしまった。巨木の半分を切ったのだ。 
    それは、山の斜面に、もっとすももを植えたいから桜の木が邪魔だという理由だった。 
    体が半分になった様なその山桜の木は、枯れはしなかったものの、 
    数年は弱ってよく花を付けられなかった。 
    普段周りから何かと嫌われていた地主だったらしいのだが、ついにご神木を叩き切り、 
    何かあるぞ、きっと何かあるぞ。と周囲は密やかに言っていた。 
    それはまさに現実となる。「何かあるぞ」は的中し、「ああ、やはり」 
    という声に変わったのだ。その地主は農作業中に、 
    何故そのような場面でなってしまったのか不思議だとまた周りからささやかれるほど不自然に、 
    農機具に足を挟み込み、片方の足の親指を切断されて、二度と畑に出られなくなった。 
    また何故かその地主の家族も、様々な不幸に見舞われたと聞く。 
    桜には命が宿っている。しかも、ご神木とまで言われる長く生きた桜には、沢山の思いが宿る。 
    その山桜は、ただ怒りを向けただけではなく、悲しかったのではないだろうか。 
    当時小さかった、その集落に住むある少女は、その山桜が切られた時、悲しくて泣いた。 
    痛いだろうに。とても痛いだろうに。 
    花散る頃の、雪が降るようなその山桜の花びらを見るのが大好きだった少女は木が切られて何年も、春が来るたび悲しくなった。 
    やっとその木がまた花を沢山付けた年、少女は随分大きくなっていた。 
    彼女は長い間、毎日桜を下から見ていた。 
    そしてやはり悲しくなった。 
    なんで、あんなに、花が紅く見えるだろう。 
    まだあの桜の悲しみは、痛みは消えていないんだ。 
    ああ、散る頃には、血が舞い降るのね・・・。 
    大きくなった少女、それは私であるが、今は引っ越してその桜を見ることも出来なくなったが、 
    今もまだ、春には、血の花を咲かせているだろうか。 

    高知の横浜安ヶ谷のお話です。

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    313 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/07/12(土) 21:25:14 ID:dM7gR65r0 [1/1回(PC)]
    以前、高知県内のある村にしばらく滞在して、 
    村内のあちこちを調べて周る仕事をしたことがあったのですが、 
    その時役場の方から「○○の森(植林された杉の森)には 
    毎月の○日は絶対に立ち入ってはいけない」と注意されました。 
    江戸時代の頃からそういわれていたらしいのですが、 
    昭和30年ごろに地元の子供2人が言いつけを破って森に入り、 
    行方不明になってしまったそうです。 
    その夜、村の男性10人以上で捜索にいったらしいのですが、 
    なんとその全員も帰ってこなかったそうです。 
    そのことは新聞記事にもなっていて、見せてもらいました。 
    私の仕事の段取り不良と天気の都合が重なって、 
    その問題の森に「立ち入ってはいけない日」に行かなくてはならなくなったので、 
    一応役場の方に断って出発しようとしたところ、 
    「絶対にやめてくれ!」と怒られました。 

    なぜその日に森に入ると神隠しにあうのか理由はわかりません。 
    やっぱり超常現象ってあるんでしょうか? 
    正直なところ、なにが起こるのか興味本位で行ってみたい 
    という気持ちがあったのは確かです。 
    あの日森に入っていたら、ひょっとして今私はこの世にいなかったかもしれません。 
    想像すると怖いです。 
    国道439号線から少しそれたところに昔の集落の後があって、 
    「夜そこに迷い込むと恐ろしいものを見て死ぬ」 
    という話もきいたことがあります。 

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    950 : いらっしゃいませ1/2 ◆BxZntdZHxQ [sage] 投稿日:2008/04/29(火) 21:40:17 ID:6CNjdJyS0 [6/8回(PC)]
    いとこのバイト先の話をしようか。 
    従姉と言っても、学年は俺と同じ。もうすぐまた一つ年上になる、それだけの差だ。 
    同い年の従姉、美保は最近外食チェーン店で働き始めた。 

    「ナオは前にもあたしと同じモノを視てるから、信じてくれると思うんだけどさ。」 
    この間顔を合わせたら、美保はそう切り出した。 
    俺は確かに変なモノを見聞きすることがあるが、 
    どちらかと言えば気配を感じるとか、そういう漠然とした体験の方が多い。 
    何だよ?と聞き返すと、バイト先でちょくちょく不思議な事があると言う。 

    夕方、入口の自動ドアを年輩の男女と小さな女の子が入って来る。 
    「いらっしゃいませ!」店員が一斉に声をかけた。 
    テイクアウトのレジカウンターには同僚がいたので、 
    美保は入って来たところを見ただけだった。 
    しかし、買い物を済ませて出て行く気配にまた振り返ると、 
    ドアを出て行ったのは男女だけ。 
    不審に思いレジの担当者に訊ねてみたが、彼らは始めから二人連れだったと言う。 
    そんな筈はない。 
    祖母らしい女性の左手をちょこんと握った女の子が、確かにいた筈なのだ。 
    …でも、店員の誰もそんな子供の姿は見ていないと言う。 

    深夜、若い男女のグループがやって来た。 
    美保は「ヤンキー風」と言ったが、ここでは一目でDQNと分かる風貌と言うべきか。 
    「いらっしゃいませ!」やっぱり、店員が一斉に声をかける。 
    イートインのコーナーの担当の美保が人数分の水とおしぼりをもって行くと、 
    6人いた筈の客が5人しかいない。トイレに行ったのかも知れない。

     
    【「……あの、俺らこれでゼンブなんだけど。」】の続きを読む

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    946 : 時計まわり1/4 ◆BxZntdZHxQ [sage] 投稿日:2008/04/29(火) 21:37:03 ID:6CNjdJyS0 [2/8回(PC)]
    冬の終わりに、オヤジの弟の息子、つまり従弟と旅行に行った。 
    母方は何かと言うと人寄せやら親族旅行をやるが、 
    父方のいとこで俺と親交が深いのはこいつくらい。 
    神社が好きらしくて、一人でふらっと京都辺りに行っては写真を撮って来る。 
    そんな趣味でも、変な現象にも遭わなければ心霊写真も撮った事がない。 
    俺の話も全然聞く耳持たない…そう言う人間だ。 

    その時の行き先は京都ではなく、俺は都合で来れない本来の同行者の代理だった。 
    行ってみると宿の周辺は俺の地元なんかよりずっと都会だったが、 
    初日の目的地は見渡す限りの田畑と山。そこに寺社が散在していて、 
    日頃運動不足の俺はレンタサイクルと石段のコンボで酷い目に遭った。 
    翌日の史跡巡りでは庭園の茶店で煙草が吸えなくなったのをぼやくヤツをなだめ、 
    ようやっと辿り着いた観光地らしい場所は、古い家並みと土産物屋が並ぶ町だった。 
    着いた時には午後の四時を回っていただろうか。 
    まだ日の短い時期にしては、それなりに観光客が歩いていた。 
    季節柄、古い雛人形や屏風、絵なんかを店先に飾っている所もあり、 
    ちょっと七月の京都、祇園の辺りを思い出した。 
    こういう感じは好きだ。…石段もないし。 
    そんな事を思っていたら、やっぱり神社があった。 

    「前に来た時は祭だった」とその祭の蘊蓄をたれながら、身軽に石段を上がる従弟。 
    俺はヒイヒイ言いながらどうにか昇って、振り返る。 
    小高い丘の上からは、風情のある町並みが一望できた。 
    下から見た感じでは小さな神社の様だったが、上がってみると結構立派で、 
    社務所の右手に能舞台(神楽かもしれない)まであった。 
    お詣りを済ませ、ヤツが撮影している間にお守りなど吟味して、 
    それから緩やかに丘を下る坂道に出る。 
    その途中にある建物で、雛人形展をやっているのを見つけた。


    【しゃり、しゃり、しゃり、しゃり……】の続きを読む

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