794年の平安京造営のときに架橋され、橋そのものは何度も作り直されているが、

現在でも同じ場所にある。

一条通は平安京の一番北の通りであり、洛中と洛外を分ける橋でもあった。

現在の橋は1995年(平成7年)に架け直されたものである。一条戻橋の近くにある晴明神社には、それ以前の一条戻橋を実際の部材を使って再現したミニチュアがある。

安倍清明が12の式神を橋の下に隠したという逸話がある。

安倍清明があの世に行ってしまった父親をこの世に連れ戻した場所としても有名である。