クローン携帯(くろーんけいたい)は、「正式に契約された携帯電話と全く同じ電話番号を持つ不正な端末がどこかにあり他人に利用されているのではないか」として想定される携帯電話のことである。アメリカなどでは、実際にクローン電話が存在し被害が出ているとされる。

日本では、利用者が高額な請求金額に驚く場合がありその原因としてマスコミや口コミなどで、クローン携帯の存在可能性が噂になったり指摘されたりして、社会問題になっている。

アメリカの事例
アナログ時代に多くのクローン携帯が犯罪に使われたとレポートされた。

ブラジルの事例
2003年2月に、サンパウロ州の2大携帯電話会社で年間約4400万レアル(日本円で約16億円)の被害がクローン携帯により発生したとの報告がある。

台湾・韓国などの事例
ユーザー自身が自らクローン携帯を作り、その端末を会社や自宅、車などに置く例がある。本来は違法だが、殆ど被害が出ていない事から黙認されている。