ラッキーストライクは、
そのパッケージの柄が日の丸に似ているとして、
これまでにさまざまな都市伝説が生まれている。

中でも太平洋戦争中に、
広島への原爆投下に成功したエノラ・ゲイが放った
「Lucky Strike!!!」が由来となっているという説があるが、

これに関してはラッキーストライクが原爆投下前の1871年に販売、
1942年に現在のパッケージがデザインされ
米軍の配給たばことなっていた事実などから否定されている。

上述の通り米軍の配給タバコであるが、
戦場の兵士たちからはその名前から縁起が悪いとして敬遠された。
しかし中には自らその箱をヘルメットに括りつけるなどしていた者もいたといわれている。

ラッキーストライクのパッケージ側面に描かれているネイティブアメリカンの顔の絵は、
横に倒してみると家の屋根が爆発しているようにも見える
(現在では、ネイティブアメリカンの顔の絵が鮮明になったことから、
この現象はおきない)。

ホンダが第3期F1活動を始めた際、
組んだシャーシコンストラクターが、
BARチーム(BATの持ち株チーム)だったのにあたり、
車のカラーリングをラッキーストライクカラーにした所、
ホンダ第1期F1参戦時のカラーリング(日の丸カラー)に酷似していた為話題になった(ホンダ側の要望だったらしい)。

2006にBARチームをホンダ・レーシング・F1チームへ売却した後もメインスポンサーに留まったが、この年限りでスポンサーから降りることが決まっている。

肺がんを引き起す要素が高い煙草としても有名であるが、
銘柄別に発がん率を調査した統計・論文の類が存在するわけでもなく、
これまた俗説にすぎない。