303 : 名無しさん@あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2002/09/13 23:35:00
心霊ではないのですが、不思議な出来事が今日ありました。 

 私は民俗資料館で臨時職員をしているのですが、夏場は遺跡発掘もしてます。 
今日、以前遺跡現場から出たわずかな遺物を洗うため 
水場に行くと、前から探してたけど見つからなかったポリタンクのパーツの一部が見つかりました。 
パーツを元のポリタンクの所に戻そうと、民具や遺跡発掘の道具のある倉庫に行くと 
すごくゴチャゴチャしている倉庫が片付けられていて、思わず奥に進みました。 
(後で聞くと同僚の人が民具整理のため片付けてた) 
思わず辺りを見回すと大きな木箱が目に入りその中に何冊かの本が 
積み上げられていました。 

私の目に入ったのはその積み上げられた本の一番上の冊子、 
「○○女子師範学校同窓会会誌」 
……私の父方の祖母の出身校の同窓会会誌でした。 
見た瞬間その本を手に取り、名簿の欄を調べるとそこにはしっかりと 
私が生後一ヶ月の時に亡くなった祖母の名が。 
他にも各地域の支部だよりでの祖母の近況など名前が書いてありました。 
兼ねてから祖母がその学校出身とは聞いていましたが 
祖母の住んでた町とは遠く離れた民俗資料館の隅の倉庫 
(しかも本の保管場所とは本来違う場所)で、 
私の自宅からも30分電車+20分車を使うほど離れています。 
こんな祖母とは縁ともゆかりない場で祖母の名を見つけた時には、 
あまりの驚きに頭が真っ白になり、場に座りこんで「おばあちゃん」と繰り返すのみでした。 



304 : 名無しさん@あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2002/09/13 23:39:00
今回は奇妙なくらい偶然が重なりました。 
もし気分転換に遺物を洗おうと水場に行かなければ、 
そこでポリタンクのパーツを見つけなければ、 
職場の人が民具整理をするため倉庫の掃除をしなければ、 
誰かが会誌を一番上に置かなければ、私が遺跡現場の仕事で外に出ていれば、 
いや私自身この民俗資料館に採用されなければ 
…これが少しでも狂えば会誌と私は永久に巡り合えなかった、 
と思うと偶然では片付けられないのです。 
それに同窓会会誌とはいっても祖母がまだ入学してない物が出て来る事もありえます。 

霊的な物はまるきりないのですが今日の出来事は祖母が私を呼んだとしか思えません。 

もしかしたら、ちょっとした事で最近鬱になっている私を励ましに来たのかもしれません。 
昔先生をしていた祖母らしい励ましだと私は感じました。 
見守られていると本当に思いました。 
すべてにおいて拙いけど一生懸命頑張ろうと心の底から思いました。 

長いうえ心霊話でないものをダラダラ書いてすみません。 
これで失礼します。