174 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:05:00
かれこれ二年前の3月3日。自宅の電話が鳴り、とると、
オジからの電話でした。めったにかけてくる人では
ないので、初めはビックリしたのですが、
内容は、「旅行先で祖母がいなくなって探している。」
という事でした。詳しくお話すると、
祖母は祖父と一緒に同じ町内の人と旅行に行っていました。
場所は四国の方で、旅行の最終日の夜、祖母が、
明日は早いから早く寝よう。と、23時15分に
電気を消したそうです。(時間は正確だそうです。
同室な方で、腕時計をはずさないで寝る方がいて、
見ていたそうです。)
175 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:13:00
そして、その方が25時5分にトイレに立った時、祖母の姿は
もうなかったそうです。祖母はタバコを吸う人なので、その時点
では、「きっとロビーにタバコでも吸いにいったのだろう。」
という考えしかなかったそうなのですが、
さすがに、次の日の朝に起きても祖母がいなかったのには、
同室の方も祖父も驚き、全員で探したそうです。
ホテル(旅館?)の名前は言えないのですが、
そこは、とても大きなところで、そのホテルに
いくには、船か、バスで山道を行くしかない
そうです。周りは断崖絶壁だそうで、
(オジに聞いた話。真実は分かりません)
なにも無い場所だそうです。
いくら探しても居ないので、警察や警察犬、
ホテルの方も総動員して探したのですが、
結局祖母はみつかりませんでした。
部屋にはタバコも靴も荷物もあり、
浴衣に靴下にスリッパという格好に違いない
という事でした。
176 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:20:00
家族全員狐につままれたような気持ちでした。
祖母が行方不明になった次の日、本家の
次男(24歳)がなくなりました。
突然。駐車場で、車に乗り込もうという格好で
なくなっていました。突然の心臓発作。っだった
らしいです。それが、二年前の3月4日。
その年は、何人親戚で亡くなったでしょうか・・・
喪服をしまう暇もなく、そして、若い年齢の人
ばかりが亡くなっていくのでした。
友人には、「今度は自分の番にならないように
しなよ。」
177 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:26:00
と言われていました。そして、一年前。
3月1日。私は彼氏と車に乗っていて、
交通事故にあい、私は奇跡的に助かり、彼は
即死だったそうです。事故から2~3日は、
私の意識はなく、3月4日に意識が戻り、
退院する時にその事を聞かされました。
仕事を辞め、部屋に引きこもる
ようになりました。不眠、フラッシュバック、と、
事故のトラウマはひどいものでした。
祖母の事ともつなげられ、私は、田舎に
居たたまれず、上京しました。
178 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:31:00
学生の頃に東京にいたので、さほど
大変ではなく、再就職もし、不眠も直り、
日常生活ができるようになりました。
よくよく考えれば、彼が亡くなってから、
身内に不幸は一度もなくなりました。
私は小さい頃から霊感のある方で、
感じたり、夢に見たり(だれかが亡くなるとか
正夢が多い。)だったのですが、ここ一年
まったくありません。
179 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:45:00
そればかりか、彼のところにお参り
にも行っていないのです・・・
彼の母親に拒まれています。
彼の位牌も仏壇も、ましてやお墓も・・・
PTSD(事故のトラウマ)が酷く、事故
の記憶が無いので、事故現場も曖昧にしか
覚えていません。事故現場にも行っていません。
彼の前できちんとさようならもありがとうも
伝えていません。そればかりか、お線香も
上げていないのです。気がかりで気がかりで
仕方がありません。事故や自殺などで亡くなった
方が、生きていた頃の周りの人を連れて行く。
という話をよく聞きますが、
180 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 21:51:00
それは、その人が亡くなってから
一年目、三年目、七年目。だそうです。
しかも、私のアパートは神社に近く、
神社は気がとっても清いので、
その周りの気は淀みやすいのだそうです。
等など、何かあるに違いない。
などと思っていたのですが、
昨日泊まった彼の突然の体調不良。
いやな予感がしてしまいます。
心配でさっき電話を入れたら、
なんともないそうです。
181 : うにた[] : 投稿日:2003/03/05 22:04:00
こんなにも3月に身内の不幸がつづく事や、
彼へのお参りに行っていないこと等等、
見たとか、声とか、そんな凄い怖くは
ない話かもしれませんが、年齢の若い人の
突然の死が三月に集中してしまうので、
三月は、本当に私にとっては怖いのです。
位牌の前げなくとも彼への供養の仕方
などがあれば、教えていただけると
とても助かります。長いわりには、怖くないかも
しれません。読んでくれてありがとうございました。
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