297 : 258[] : 投稿日:2003/06/07 23:38:00
ついでにもう一つ。気づかれた方の体験も書いてみます。 
小学3、4年の時のことです。 
ある夏の日の夜、何するでもなく部屋で寝転んでいました。 
時刻は午後8時ころで、カエルの鳴き声を除いてあたりは静かでした。 
そんな中、外で何人かの話声とサンダルを引きずる音が聞こえました。 
花火でも始めるのだろうと思い外を眺めてみましたが、 
歩いて談笑している人はいませんでした。 
その代わり、うずくまっているような3人の男(多分)が見えました。 
田んぼを背に横一列に並んでいて、窓の僕と向かい合う形になっていました。 
暗くてはっきりとは見えませんでしたが、足元からぼんやりと明かりがもれているので、 
線香花火をしているのだろうと思いました。 
しばらく見守っていて、向かって左の人から顔を上げ始めました。 
右端の人が顔を上げたとき、僕と目が合いました。 
ニヤリと顔を歪ませたように覚えています。 
それから、驚く間もなく雷が落ちたのを聞き、続いて笑い声が起こりました。 
気を取り直すと、いつものようにカエルがわめいています。3人は姿を消していました。 

カエルや田んぼとローカルを晒してしまいました。 
後日、人並に心霊体験をしたと思い、多少喜んでいましたが、何か違うんです。 
皆の怖い話は、出来事から他人の因縁話が展開されるんですけど、 
僕のは偶然見て放置されている。 
よって、話しても怖くないと。煙に巻かれた思いです。 
それに、音に誘われブツを見て雷に終わると、体験にしては話がまとまり過ぎているので、 
今では夢を見てたんだろうと思っています。 
もしかすると紛らわしい連中が煙草を吸っていただけかもしれません。 
僕の体験はこのくらいです。以上で話題は尽きました。