70 : (@'ω'@) ◆n.qWqfl1rs [sage] : 投稿日:2003/06/04 18:57:00
これは、私がまだ10歳(当時小学4年生)の時の話です。 
私は、放課後(部活の帰り)、一人部室(音楽室)に残って、少し練習をし、楽譜の整理もしていました。先生も友達もいません。グラウンドには、男子の声が響いていました。 
そして、時計がちょうど4時(くらい)を指した時でした。 
『・・・寂しいなぁ。』という声が聞こえ、振り向くと、グランドピアノの上に、私より1,2歳年上と思われる男の子が座っていました。  
当時から、「霊とは絶対目を合わせない!」というのが、私の鉄則(?)でしたので、目をそらそうと思ったのですが・・・。 
その男の子が、あまりに綺麗な顔立ちをしていたので、目をそらす事ができず・・ぱち。 
「(しまった・・・ι)」 
『ねぇ、君・・。俺が見えるの?』 
と聞かれたので、「・・うん。」と、思わず答えてしまいました。 
『・・俺、ずーっとここで一人ぼっちなんだ。』 
「?なんで・・・?」 
 私は、彼の話を聴くことにしました。 
『俺さ。大分前に、ここの教室から飛び降りたんだよ。』 
「なんで?」 
『・・・・イジメ』 
「・・・そっか。」 
私は、何故かしら彼の話を、親身になって聞いていました。 
『お前が始めてなんだ。俺を見て、驚かないで話し聞いてくれたの。』 
と、彼は言うと・・ 
『ありがとう。』 
それだけいって、消えてしまいました。私は、なんだかわからないけど、涙が出ました。 「・・初恋・・・だったのになぁ。」 
と、呟いたのは、本当の恋だったからでしょうか?でも、彼はきっと成仏したでしょう。 
 ちょっと切ない幽霊との会話でした。