761 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 03/10/24 10:25
従姉の娘がお寺の敷地内にある保育園に通ってたんだけど。 
本堂とかも保育園スペースの一部みたいになってて 
園児が上がることが多かったんだって。 
そうしたら。 
「あのね、まんまんさん(仏壇とかご本尊の方言幼児語)のところに 
白い女の人がおってんよ」 
「園長先生(住職)がお線香あげちゃったらね、ぐるぐる辺りをまわってるの 
お経上げてる間ずっとなんよ」 
って怖がって登園拒否始めた。 
従姉一家もなんじゃそらと思いつつ、環境も変わったしストレスかしらね、 
って保育園通いをしばらく休ませてた。 
実はそこの家は商売をしてて、近くのSAの食堂に食材を卸してたんだけど 
家の中にずっといるのもアレだし、とある日その子を配達に連れてったら。 
「いやあああああっ!!」 
道の途中で、とある木を指差していきなり泣き出した。 
「何もおらんじゃろうが?」 
って従姉ダンナが言っても、泣き喚くばかりでどうしようもない。 
仕方がないので、配達もそこそこに別の道を通って帰ったそう。 

後日、その木で首吊りがあったのが判明したんだけど、 
田舎だったのでなかなかわからなかったみたい。



762 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 03/10/24 10:26
そんなことが続いたので、とあるお寺の管長さんに見て頂いたら 
「ああ、その白い女の人はお経やお線香にすがりにきたんでしょう 
そんなに悪いものじゃないけど、見えてるこの子がすがられると 
よくないから」 
と言われ、お守りを渡された。 
「15歳になるまで気をつけてあげて下さい。大きな事故があったところや 
幽霊が出ると言われるような所には行かない、行かせない。 
その気になれば、この子は宗教をひらけるくらいの力はあるんですが 
普通の人生を送る方がよっぽど幸せですからね」 
とも言われたらしいその子も、この間15歳になったよ。 
もうヘンなものは見えてないって。