874 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 03/12/18 23:24
私の姉が体験した話しです。本人が書き込めばもっと怖くなるとは思うのですが。
いまから20年以上も前の話になりますが、親戚(母方)が一戸建てを購入したというので
家族揃って泊まりにいきました。
同じ年の従姉妹達がいて、前々から交流があったので、私達姉妹もとても楽しみにしてました。
その家に向かう途中から雨が降り出し、着いた頃には大雨(台風だったのかな)という具合でした。
仲の良い従姉妹に会えた私や妹はとてもはしゃいでいたのですが、2つ上の姉(当時中2)は
浮かない顔してました。
浮かない顔といえば、従姉妹の一番上(私と同じ小6 なおちゃんと呼びます)も同じでした。
食事をし、交代でお風呂に入ろうか、というところになって突然停電をしてしまいました。
私や妹はロウソクやランプを持ち出してきたそのシュチュエーションにむしろ
大喜びしてましたが、姉は母親に「ねえ、帰ろうよ。もう帰ろうよ」と訴えていました。
そんな姉になおちゃんは「お願いゆうちゃん、帰らないで、一緒にいて」と泣きそうな顔をして
引き留めていました。
そんなこんなで(←省略されました)
夜になり、子供達は全員二階の部屋で寝ることとなりました。
姉が二段ベッドの一番上(ここにいつもはなおちゃんが寝る)その下がなおちゃん。
私と妹、そしてなおちゃんの妹が床に布団をひき寝ました。
875 : 874 [sage] : 03/12/18 23:37
続き
そんなこんなで(←省略されました。だって私には何も起こらなかったから)
翌朝早く私達はその家を後にしました。
家に帰ってから姉から聞いた話だと
「あの家に着いたときから何か重苦しい空気を感じた。息がつまるくらいだった。
洗面所や階段脇の窓に黒い顔をした人が立っていたのが見えた。
四畳半の部屋(←結果的に父が泊まった部屋)では、床をはいずり回っている人が見えた)
夜、寝ているとごぼごぼという音がして、目を開けると、天井が泡だったようになっていて
最初は小さな泡が段々自分の真上に集まりだし、最後には一つの大きな泡になった。
隣に何か気配を感じたので、横目でみると、背の高いおじいさんが、目をぎょろぎょろさせて
こちらをじっとみていた。
そのうち、おじいさんがこちらに向かって手を伸ばして来たけど、その手は近づいていない
(←ここら辺は本人談だからうまく表現出来ない)。
上をみると、大きくなった泡が破裂して、中から大きな顔が出てきた。
その瞬間クーラーの電気がついた。」
との事でした。
父親も夜中じゅう何か重いモノを引きずるような音がして、誰かが自分の枕元を
いったり来たりしているような気配がした。とにかく気味が悪く叫びたいくらいだったけど
身体が動かないし声も出なかった。あれが金縛りというのか」
という経験をしたそうです。
思えば、朝相当早く、多分5時頃だったと思うんですが、父親がいきなり
私達子供が寝ている部屋に飛び込むように入ってきて、妙に明るい声で
「朝だぞー。みんなー!」と入って来たのは、私達を心配したからの事だったのでしょう。
でも、まさかいい年こいた大人が「幽霊みた」とか言えないし
(ましてや親戚の新築の家となれば尚更)
876 : 874 [sage] : 03/12/18 23:47
そんなこんなで、父はその親戚の家にはあまり行きたがる事はなくなりました。
姉もそんな思いをしたので、勿論です。
それでも最初の頃は、従姉妹の方が私達の家に遊びに来てくれました。
なおちゃんも、姉ほどはっきりとしたモノを見た訳ではなかったのですが、
新しい家に不気味さを感じ、両親に訴えていたらしいです。
それから数年経ち、その家のおじさんが亡くなりました。
病死らしいのですが、医療過誤ではないか、と一時親戚の間では問題になりました。
おじさんが亡くなってから、その親戚は問題の家を引き払いました。
交通の便の悪いところにあったので、車の運転の出来るおじさんがいないと
何かと不便だったのでしょう。
そして、なおちゃんが我が家に遊びにくることもなくなりました。
私や姉の結婚式にも来ませんでした。
なおちゃんを始め、残された家族は、無事ではあるのですが、あまり幸せとはいえない
人生を歩いています。
何かの弾みで、なおちゃん家族の話題が出たのですが、父が言うには
あそこはもとは沼地だったそうです。
877 : 青田 ◆t291XhvMgA [sage] : 03/12/18 23:48
>>874
その後、親戚の方々には何もなかったんですか?
危ない感じですね。
879 : 874 [sage] : 03/12/19 00:08
>>877
あまり詳しく書いてしまうと、何だか怖くなってくるので。。。
話には出て来なかったのですが、長男(真ん中)はバイク事故(まだあの家にいる時)で
下半身がやられてしまったらしいです。
・・・らしい、というのは、もうその頃になるとその親戚とは「繋がり」がなくなって
しまったので、「詳しい話は知らない」「知っているけどお前達には教えられない」
という感じでしょうか?
私達はなおちゃんを始め残された家族が具体的にどうなったのか、は分からないんです。
ただ、「気の毒だね」「可哀想に」と話に出てくるだけで
私達の方から積極的に「ねえ何があったの?」とは聞けない状態です。
分かる範囲だと、おじさんの方がおかしくなってしまったらしく(どうおかしいかは分からない)
、親戚からも問題視されていました。
そこが元沼地だと父親が分かったのは、その初めて行った日に、遅くまで大人達が
話している時に話題に出たそうです。
「沼地だから・・・」交通の便が悪い。湿気が多い。安く購入出来た。という感じでしょうか?
コメント
コメント一覧 (1)
2つ上の姉(中2)と一番上(小6 なおちゃん)は浮かない顔してたんか😁
お風呂に入ろうとしたら停電になったんか😁
なおちゃんは「帰らないで、一緒にいて」と言ったんか😁
で、結局、幽霊屋敷は引き払ったんだの・・・
アンタと姉の結婚式にも、なおちゃん達は来なかったんだの・・・
で、アンタと姉はカワイイんか?😁
なおちゃん達従姉妹はカワイカッたんか?😁
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