892 : 874 [sage] : 03/12/19 21:31
それでは2つ目の話を。これは怖いというか、聞いただけではバカバカしい話です。 

中学当時の姉と私はアニメファンでした。姉は一人で四畳半の部屋を使っており、 
その壁は全てアニメのポスターが貼られていました。 
ポスターに傷を付けたくなかったので、画鋲は使わず、セロテープを輪のようにして 
ポスターを貼り付けていました。 
ある日姉はベットの上でマンガを読んでいるうちにうたた寝をしてしまったそうです。 
その時の夢の中でも姉はベットの上でマンガを読んでいました。 
するとベットの下からシャーーーーーーという音か聞こえてきたそうです。 
最初はとても遠い所から、そしてそれがどんどん近づいてくる、そんな音の仕方だったそうです。 
その音はスケボーの車輪の音のようでした。 
不思議に思って、ベットの下をのぞき込もうと、ベットのヘリに顔を寄せた途端 



893 : 874 [sage] : 03/12/19 21:42
シャアアーーーー!!!とベットの下から妖怪が出てきたそうです。 
その出方はスケボーのような物に寝そべっているような感じ。 
顔は横に広く、目はぎょろぎょろと黄色く光り、髪はボサボサ。 
手には何故かナイフとフォーク(スプーンとフォークかもしれない←姉談)を持っていたそうです。 
  
ヒェェッ!と姉が身をそらした瞬間 
カシャンカシャンカシャンカシャンという音が聞こえ、姉は夢から覚めました。 
「あ~~酷い夢だった・・・」と胸を撫で下ろした姉の目に入ってきた風景、それは 
窓とは反対側の壁に貼られたポスター全て(5,6枚?)の左上が剥がれ、垂れ下がっている風景でした。 
カシャカシャという音はポスターが剥がれる音だったようです。 
よく部屋の四方に絵を飾ると良くない、という話を聞きますが、やはり良くないみたいですね。 
ポスターの左上が剥がれたお陰で、絵は全て覆い隠され、実質的に 
「四方に絵がない状態」になったので、悪夢から覚めたのだと思います。 

その妖怪の姿は、モーリス・センダック作の有名な絵本「かいじゅうたちのいるところ」の 
怪獣に似ているそうです。 

2話目 おしまい



894 : 874 [sage] : 03/12/19 21:52
余談 
この話を書いている時、何度もフリーズはしなかったのですが、ウィルスバスターが 
反応して、書き込めなくなりました。 
それは別にいいのですが、 
私の娘(3歳)がジュースのおかわりを欲しがり、私が「ちょっと待っててね」と 
何度も言うと、娘は・・・・ 

「早くしないと、5時におばけが出てきちゃうよ」 

と言いました。 

オカ板に書き込んでるなんて知らない筈なのに(そりゃ脇にいるけど字なんか読めないし)。 

即、「ハイハイハイ、おかわりね!」とジュースを注いでやりましたが、5時がコワヒ