573 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/13(土) 17:00:56 ID:YIgJCN7gO [1/1回(携帯)]
消防の時、夏休みにじいちゃんちにしばらく遊びに行ったことがある。
漏れは釣りとかよく知らないけど川釣りに行くと言うのでじいちゃんについていった。
漏れは石を積んだり水を飲みにくるデカイ蝶を追っかけ回したりして遊んでいた。
じいちゃんは釣りをしていたが漏れが遠くに行かないようにちゃんと見ていてくれた。
漏れが川岸を歩いていると藁で作った輪みたいなものが岸に引っ掛かっていた。
神主さんがふさふささせるはたきみたいな物がいくつか刺さっていて不気味だった。
漏れは恐くてじいちゃんを呼んだ。
「…さわったんか?」
「さわらないよ…気持悪いし…」
じいちゃんはニヤッとしてそこらへんにあった枝で川にそれを戻した。
「なら、ええよ」
じいちゃんに聞くとミケグラ?というものらしく、上流の村の儀礼で使われる厄落としの道具なんだとか。
意味はよく分からなかったが、厄をうつしたものをそれに刺して流し、厄を払うものらしい。
漏れは厄のカタマリに触るところだったらしいorz
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