791 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/18(木) 16:52:04 ID:ytYXhZpX0 [1/1回(PC)]
数年前のことです。 
友達11人程で天井の高いお店に飲みに行きました。壁は白で天井も白。 
角の高所に設置したモニタの上に、大きな(1mくらい)のリアルな顔のオヴジェがあって 
お店の内装になんだかあんまり合わないなあと思ったけど、特に気にせず楽しく宴会。 
お話にも飽きてきて、空いていたのと友達の知り合いの店ということもあり 
なんか変わったお酒作ってもらおうと、3人でカウンタへ移動。 
友達ふたりはカウンタから振り返る形で、映画を流しているモニタを見だしたので、 
「ねね あの上に置いてある顔ちょっとこわいね」というと 
「顔?」「どこに?」とぽかんとされたので 
「え? あれ あの顔 モニタの上」というと 
「えー! ○○ちゃんがヤバいこと言ってるー」と 
大袈裟におもしろがりながら元いたテーブル席へ飛んでいって 
わたしが言ったことを説明すると、 
どうも友達たちには見えないらしくて 
「え え なに?」「やだ」とこわがる子とか 
「おー あるあるw」とおもしろがる子とか 
なんだか騒然となったのでびっくりして「うそだょww」と言ってその場を濁した。 
でも 顔は相変わらずあって、 
とりあえずこわいのでさっさと帰ろうと思いながらカウンタに向き直ると 
店員さんがちょっとひきつり笑いの真面目な目をして 
無言でこまかく首を横に振って わたしに合図を送ってきたので 
わたしももう言いませんという気持ちを込めて無言で「うんうん」と返した。 

いまだに解からないのは、 
お店の人も見えていてそれに触れるなと言う意味の合図だったのか 
変なこといって、お店の印象悪くするなという意味だったのか 
どっちだったのでしょ ということです。 

あ、というか顔があったことがいちばん解からないことですね。