788 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/10/19(金) 22:21:51 ID:8bcoXtEg0 [1/1回(PC)]
何処で聞いたかは忘れたけど、くろんど池関連の話。
けっこう昔の話だったと思うけど、ボーイスカウトの一団が、湖畔のキャンプ場にテントを張っていた。
で、あるグループのうちの1人が家の都合で来るのが遅れる事になってて、仲間はテントの中で待っていた。
すっかり日も暮れて辺りが真っ暗になった頃、池の対岸をユラユラと揺れる光を、1人が見つけた。
「あ、○○ちゃうん?」「アイツアホやな、対岸に行きよったwww」と、みんなでテントから出て、「おーい、○○ー! こっちこっち!」「そっちは違うぞぉー!」と叫んだ。
が、グループのうちの1人が「おい、アレ、おかしいんと違うか?」と言い出した。
そう、懐中電灯の光とは、明らかに違ったのだ。
その光りは、まるで漂うようにユーラユーラとゆっくりと移動していた。
と彼らの叫び声を捕らえたのか、不意にその動きが止まった。
そして・・・、その光りは、くろんど池の上を真っ直ぐ突っ切って、彼らの方へと飛んで来た!
ヤバい! と直感した彼らはテントに飛び込むと入り口をしっかりと閉じ、寝袋に潜り込んだが、朝までガクブル状態で結局一睡も出来なかったそうだ。
後日、遅れて来る筈だった○○は、結局、熱を出して到底行ける状態では無かった事が判明した。
・・・何だろうね、この「光」、って。
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