107 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/08/10(日) 00:20:54 ID:UylTdeMH0 [2/2回(PC)]
「知ってるつもり」で紹介されてた話だけど。 
特攻基地の近くに特攻隊員御用達の食堂があったんだって。で、その食堂の女主人 
は特攻隊員から母親のように慕われていたんだと。 
その女主人に、とある特攻隊員が、出撃直前にこんなことを言った。「ボクが特攻 
するのは、明日の夕方です。死んだら蛍になって戻って来るんで、お店の扉を開けて 
いて下さい」・・・。 
果たして、次の日の夜、お店に1匹の蛍が入って来た。女主人が「これは今日、特 
攻した誰々だよ」とその場にいた他の特攻隊員に告げると「それはないよ」との返事。 
けど、みんな自然に肩を組み合って合唱し始めたとか。 
その女主人だけど、90歳近くまで長生きしたらしいよ。特攻隊員に「おばちゃん、 
ボクは明日死ぬから、残りの命を上げるよ。その分、長生きしてね」と言われてたん 
だってさ。何か悲しい話だよね。 
ちなみに、その女主人の葬式のとき、どこからともなく1匹の蛍がやって来たとか。 
その特攻隊員が迎えに来たのかな?