250 : 1/2[sage] 投稿日:2009/03/12(木) 18:09:33 ID:6VwPuanu0 [1/3回(PC)]

出会いのきっかけの前からになるけど、うちの実家の裏手には山があって、細いのぼり道を少しあがったところ(大人の足で5分もない程度)に小さな稲荷さんがある。(小さい祠) 

私がまだ生まれて間もないころに風邪を引いたのか、高熱が何日か続いて、母親が寝ずの看病をしてくれていた。 
疲れた母がほんの少しうとうとした1、2分の隙に私が消えた。 
 
家内を探しても居ない。母と私以外で家に居たのは祖母のみ、でも祖母も見ていないと言う。 
半狂乱で探すうち、家の裏手に回った母がかすかに子供の声を聞きつけて山へ行くと、稲荷さんの祠の前に私が寝ていた。そして熱がすっかり下がっていた。 
 
まだハイハイどころか寝返りも打てない幼児がどうやってそこまで移動したのか、誰かが連れて行ったのか、結局分からずじまいだった。 
 
251 : 2/2[sage] 投稿日:2009/03/12(木) 18:10:07 ID:6VwPuanu0 [2/3回(PC)]
 
時がたち私が幼稚園の頃、用事で家族全員が留守にしたことがあった。 
私は幼稚園へ、そして家には近くに住む高校生の従兄弟が留守番に来てくれる手はず。 
 
幼稚園が終わり、家へ電話すると男性の声が応答したので従兄弟だと思い、今から帰宅すると伝えると「おやつをテーブルに出しておくから気をつけて帰ってこい」と返事。 
 
帰宅してみるとおやつの用意はしてあり、まだ熱いお茶まではいっている。だが、従兄弟どころか誰も居ない。 
従兄弟は留守番の約束をすっかり忘れて遊びにいっていた。実家には誰も居なかったはず。 
では、あの電話の声は誰なのか?これが初めての出会い体験。 

最初は私が電話したとき限定だったので家族も半信半疑だったが、そのうち一人、また一人と同じ経験をした。 
しばらくするうちに「悪さをするわけじゃなし、あまり追求してもかわいそう」と判断して誰も気にせず、見えない家族が増えたという認識でおちついた。 

で、 
・ある日祖母がお土産いるかと聞いたら油揚げと答えた 
・はじめのうちは私限定だった、私を助けてくれたといえば裏山の稲荷さん 
という二つから、もしかしたら稲荷さんじゃないかということになって今に至る。