心霊-都市伝説ナビ-

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    475 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 20:19:41 ID:j7YKPgR60 [1/3回(PC)]

    友人の話。 

    彼は幼い頃、実家に里帰りした折はよく裏山で遊んでいたのだが、その都度祖父に 
    注意されていたことがあった。 


    「森ン奥から誰かが手招きしてきても、絶対にそっちに行くんじゃないぞ。 
     そりゃあマネダケとかマネキダケって言う、椎茸のお化けだからよ。 
     逃げられないよう手足落とされて、ほだ木にされちまうぞ」 


    「一度だけ、森の中から手招く人影を見たことがある」


    そう彼は言う。 
    ボンヤリした緑色の影が、ゆるりゆるりと招くように右手を振っていた。 
    誰何の声を掛けても返答がなかったので、慌てて家まで逃げ帰ったという。 


    「幸いにもその後は見なかったけどな。ありゃ気味が悪かった」 


    そう口にして、嫌そうに頭を振っていた。 

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    439 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 08:01:28 ID:0Q8ts3Aj0 [1/1回(PC)]

    中学の修学旅行の時の話、部屋の同室に頭が良くて堅物のFと言う奴がいた。 

    消灯時間を過ぎても俺等は寝ずに夜中まで与太話をして起きていたんだが 
    一人Fだけがグーグーといびきをかきながら爆睡していた。 

    その時にある奴がギャグのつもりで、みんなの念力を集中して 
    Fを女子の部屋にテレポートさせようぜ!と言い出した。 
    俺等は面白がって皆で手を繋ぎ円陣を組んで


    「○○(F)をテレポートする!」と 


    各々意識を集中して念じながら口を揃えて何度も言い続けた。 

    すると、張本人のFが自分の名前を連呼wされて薄っすら起きたのか 


    「何やってんだよお前ら~?」と言うので 

    「お前を女の部屋にテレポートするから気にせず寝ろw」と言うと 

    「それはやめてくれよ~」と寝惚け声で返して来て一同大爆笑した。 


    すると、皆の笑い声に気付いた教師が早く寝ろ!と注意に来たので 
    結局俺等はテレポートごっこを中断して渋々寝た。 

    次の日の朝、何やら上の階がガヤガヤと大騒ぎしていたので 
    何事かと聞いたら何とFが女子の部屋で裸で寝ていたらしい。 

    俺等は各々顔を見合わせ嘘だろ~と信じられない気分だった。 
    Fは同室の俺等がいたずらで就寝中に運んだんだと教師に主張したが 
    そんな話は寝耳に水で俺以外の奴も一切身に覚えは無かった。 


    第一、集団でそんな事したら女子だって絶対起きるはず。 


    俺等はFが自分で勝手に行ったんじゃ無いのか?と言ったが 
    当然向こうも否定して結局やったやらないの真意は謎のままだった。 

    あのテレポートが本当に起こったとはにわかに信じ難いが 
    俺としてはFが実は変態で夢遊病者だったと言うオチの方が 
    笑い話で済むんだけどね。

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    512 本当にあった怖い名無し sage 2007/02/11(日) 16:32:25 ID:YjsEVQZl0 

    現在も住んでいる自宅での話 

    今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので 
    この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。 

    ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 
    女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。 


    「ん~…ん~ん~…」 


    最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、 
    放っておくとどんどん近づいてきます。 


    「ん~…ん~ん~…」 


    それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます 


    「ん~…ん~ん~…」 


    なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を 
    繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……) 
    とにかく般若心経の


    「ぎゃーていぎゃーてい」


    のくだりを唱え続けると、声はだんだん遠ざかっていきます。 
    このリビングではテレビにも集中できません。 

    声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて 
    般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。 


    「ん~…ん~ん~…」 


    そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。 


    発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑ 


    さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、 
    よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で 


    「んーーーーーーーーーーーーーーー」 


    って。

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    390 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/06/27(土) 13:45:27 ID:MFTA2hNr0 [1/1回(PC)]

    山で恐ろしいのは道に迷うことだな。 

    低い山でも道から離れると帰り道がわからんようになる。 
    どこからでも降りられる山というのは少なくて、大概は上り下り可能な特定の箇所にしか道がない。 


    これが人が殆ど入らないような奥深い山だともう・・・・途方に暮れるしかあるまい。 


    焦る思いがさらに道を踏み外させて迷宮に閉じこめられる。 
    ほんの数メートルで道を上手に回避して同じ所をぐるぐると回ったりするから出られん。 

    つまり、帰ることを考えたら帰してくれんわけだ。 
    帰るのではなくて降りる方向に進むことを意思すると不思議と道に出たりする。(場合がある)

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    417 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 01:55:53 ID:Y8aO7yPQO [1/1回(携帯)]

    大昔(と言っても集落があった頃には一族はいたそうですが)から
    非常に食肉忌避の強い地方でして有名な「件」信仰に近いモノがあります。 


    従姉は「件」では無くオ○○○サマ(こちらは多分有名で土地バレするでしょうから伏せ字)とか
    オツブリサマとか呼んでいました。


    これは今回おじさんに話を聞く以前から知っていたモノでマイナーな信仰の一種なんだろうくらいに思っていました。 
    以降従姉との会話。両方とも要約して書きます。 


    「先日におじさんから~(>>304辺り)みたいな話を聞いたんだけど何か知ってる事無い?」 


    「あんたが訝るのも無理は無いし、アタシらは今でも拝み屋みたいな事をやるけれど、
    流石にそれは御伽噺だろう。 信仰が無い訳では無いけどね。 
    無いと、ほら、只の詐欺じゃない。セラピストみたいなもんね。 
    とにかく、まぁお爺さんが避雷針代わりに軍艦のっけられたなんて話は信じられないな。」 


    「例えばさ、食肉忌避についてなんだけど「件」等の獣頭の妖は、
    精神遅滞者等を妖怪にもじったモノであり、獣肉が不衛生だった頃に寄生虫に冒されたりした人間が
    畏怖したモノのメタファーだった様に云われているけれど 
    それこそがうちが使役してた不幸なんじゃないの? 
    ほら、オツブリサマにしたってさ。」 


    「そりゃ、ま。だけれど、そんな話は各々地方毎にあるでしょうが。」 


    「○○おじさんはうちが全国行脚して人を呪い殺してたってさ。」 


    「ふーん、じゃあ試しにあたしがあんたに呪詛を飛ばして知恵遅れにしてやろうか。」 


    「従姉にそんな力はなさそうだし、呪詛は対象に知れたら自分に返るみたいだよ。」 


    「あら、良く知ってんじゃない。アンタも拝み屋手伝う?」 


    なんて感じで終始人を食った態度でしたが、爺さんが避雷針代わりに軍艦に乗っていたってのは初耳でした。

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