もちろんスマホもカーナビもない時代。
ウロウロしてると集会所みたいな建物があり、玄関前で作業服(?)の老人男性が座っていたので、道順を聞いた。
「道なりに真っ直ぐ」と言われたので向かうと、途中で藪の中になり、行き着いた先は墓場。
しかもそこで行き止まり!
今風の整備された霊園とかではなく、空き地で長年放置されてます、みたいな荒れて寂しい感じの墓場。
頭真っ白、無理やりUターン。
慌ててたのかよく見てなかったのか、車を2回ぶつけた。
戻る途中、さっきの集会所らしき建物にはまだ老人がうつむいて座ってるのが見えた。
それは今でも覚えているのだが、
どこをどう走って帰宅できたのかは覚えていない。
降りて車を見たら、ぶつけたはずなのに無傷。
翌朝また見直したが全く異状なかった。