2013年08月

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    246 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/14 19:34:00
    藤沢近辺ではないのかなぁ。 
    前にすんでたんだけど、全然そういう話は聴いたことなかったんだけど。 
    鎌倉になると俄然増えそうだよね。 



    288 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/06/20 07:31:00
    >>246 
    有名な話ではないし、聞いた話ですが書かせてもらいます。 
    更に怖い話でもないです…。 

    藤沢(藤沢本町あたり)って鎌倉時代は処刑場だったらしいです。 
    更に、ちょうど鎌倉幕府の張った結界から外れているらしいです。 
    (まぁそうですわな、わざわざ結界内で処刑するわけない) 
    また、江戸時代は藤沢宿として栄えてた(?)訳だけど、この場所は今で言う 
    風俗店があったらしくて、場がもの凄く不安定なんだそうです。 
    (落ち着く場所が無いって聞きました。) 

    そんな場所な訳で、ヤバイ場所も知っていますが、あまりにローカルなので 
    書いてもわからんだろう。 

    有名どころで書くと、稲村ヶ崎(だっけなぁ、サザンの映画だか歌に出てきたなところ)。 
    ここはマジでヤバイらしい。 



    290 : 288[] : 投稿日:2003/06/20 07:55:00
    稲村ヶ崎は心霊スポットとしても有名だと思うけど、俺の知り合いも体験してます。 
    以下は知り合いが体験したはなし。 

    仕事の帰りに海岸沿いを走ってたところ、徹夜明けの為か、もの凄く眠くなって 
    「こりゃヤバイわ、ちょっと仮眠してから帰ろう」と思い、この近くで車を止めて、 
    窓を少し開けて寝ていたらしい。そうしたら数人が車の周りを歩いている。 
    さらに開けた窓の隙間からカリカリ音がしてる。ここいらへんは珍走団がいたりするから 
    「ん?珍走団か?ふざけんな!」と思って、目を開けた瞬間急に金縛りに。 

    首が少し動かせたので、周りを見たところ、何体もの骸骨が車の周りに張り付いて 
    いたらしい。「カリカリ」っていう音は骸骨が窓の隙間から指を入れて、ドアを開けよう 
    としている音だった。その人はそれで気絶して、気付いたら朝だったらしいけど。。。 

    この話を俺に話してくれた後 
    「ある時期になるとあそこは出るよ、あんまり行かない方がいいかも」 
    と言ってました。 

    まぁベタな話しだし、ベタな場所ですな。スマソ。 



    291 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/20 09:59:00
    >>288 稲村在住の友達がよく言ってるよ 
    「この土地は掘り返すと骨がザックザク!わははは」って。 
    海岸近くの公衆トイレに袋詰のバラバラ死体が放置されていた事もあるみたいだね。 
    あと砂浜にやはり事件性の有る死体が埋められていたり…。 

    奇妙な土地のようです。 

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    192 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/11 10:55:00
    中区の話をもうひとつ 

    石川町に今はもうつぶれたパチンコ屋があるのだが 
    結構古い建物で、昔20年近く前の話だと思うんだけど 
    人の首なし死体だか、どこかのパーツだけが 
    階段のとこに捨てられていたらしい 

    それに関係があるかどうか解らないが 
    パチンコ屋になってから、2階にいる店員が良く 
    男の声や女の声を同じ場所で耳にすることが多々あり 
    うるさい場所なので空耳だろうと誰も気にしていなかったのだが 
    客足も減りだし暇になったころ、やはり聞こえることがあるので 
    おかしいなと思い、ほかの店員に話したところ、何人も同じ物を耳にしてた 
    同じ2階の玉とかを流して、景品にしてくれるとこにいる人は 
    こぞって、右肩がカウンターにいると重くなると言っていた 

    そのカウンターの裏に部屋が会ったらしいのだが 
    誰もいないのにゴトゴト音が聞こえたりすることもあったらしい 
    中には、ホールスタッフの一人が良く突然カウンターを振り返ることが 
    あったらしく、話を聞いたところカウンターのほうから呼ばれた気がするらしく 
    振り返っていたらしい 

    皆、その事は新人には別段はなすことでもないと思い黙っているのだが 
    ほとんどの新人が、2階で誰もいないのに呼ばれたり 
    なんか変だなと思って、ここ何かないですか?と言ったりしてた 
    そのつど、あー、やっぱなんかあるのかなと思うらしい 
    触ってない、スロットが目の前で回りだしたこともあったらしい 

    建物全体がやばい感じです、今は店舗も入ってなくやばさ全開かもね 



    194 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/11 21:57:00
    >>192 
    石川町のどのへん?駅を基点に元町と反対方向? 



    195 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/12 01:49:00
    >>194 

    北口で降りればわかると思う 
    喪前さんが、その辺の地理あまり知らないならあれだが 
    北口降りたら大きい道路渡らないぞと言っておくよ 

    あ、ちなみに一年以上その建物見てないので 
    現存してるかは分からんがな 
    昼間は別の意味で怖いかも 
    夜見に行ったとしても、決して騒ぐなはしゃぐな 
    身の保障はできんぞ、心霊よりも怖いのが出る可能性あり 

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    191 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/06/11 10:37:00
    見える友達とその彼女から聞いた話なのだが 
    中区石川町のLa ○une というホテルでの話 
    たしか、2.3年前くらいだったと思うのだが 

    ある一室に泊まったときに(部屋番号失念、5Fだか3Fだった気がする) 
    夜中、寝ていたら霊感のないであろう彼女のほうが 
    風呂場からパシャパシャだか、ピシャピシャと音がしているのに気がつく 
    怖くなって、彼氏のほうに目をやってみると 
    何かを必死に我慢している様子 
    朝になり、昨日聞いた音を彼氏に話したところ、彼氏もその音を聞いて 
    いやだなーと思ったら、ベッドの下のほうから、女がすごい形相で覗いてたらしく 
    じろじろと見てる気配が伝わって来たらしく 
    彼氏のほうは必死に気づいてない振りをしようと頑張っていたとのこと 

    彼氏曰く、その女の例らしきのは男に振られ死んだようで 
    その部屋に振った男が来るのを待っているとのこと 
    たぶん、その男がこの部屋来たら死ぬんじゃないかな? 
    と言っていたよ 

    読みにくいカキコでソマソ 

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    31 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/25 23:57:00
    通勤時の朝、仕事に行く為に6:00頃発車の南武線に乗りました。 
    さすがに朝も早いだけあって座席はそこそこに空いています。 
    私は誰も乗っていなかった最後尾の車両に行き、座席の端に座りマンガを読んでいました。 
    発車時間になり何気無く顔を上げると正面におじいさんがうつむき気味で座っていました。 
    『あれ?乗り口は私のすぐ脇だから人が通ると判ると思うんだけど・・・・』と思いましたが、 
    マンガに熱中する余りに気付かなかったんだろうと考えなおしました。 
    駆け込みで走り込んでくる会社員で電車の中はそこそこにいっぱいです。 
    何駅か過ぎ武蔵中原駅に着いた時、新しく乗って来た会社員が私の正面に座っているおじ 
    いさんの前に行き、あろう事かおじいさんが座っているにも関わらずその座席に座ろうとしま 
    した。 
    『何てヤツだ!』と思い注意しようとしましたが、変なんです。 
    会社員とおじいさんは重なって座席に座っていました。 
    驚いてだまって見つめている私に会社員は怪訝な表情を向けましたが、すぐに新聞を開いて読み始めました。 
    おじいさんも新聞にかくれてしまいましたが、足は4本・・・・・・・・。 
    結局、私が降りる登戸駅に着くまで、正面の会社員はおじいさんと重なったままでした。 
    わからないと言う事は結構幸せですよね~。 

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    873 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 20:46:00
    私は現在、ある地方大学医学部に在籍している者ですが、 
    オカルトではありませんが、医学部にはいろいろと不気味な場所が 
    存在します。そのなかの一つ、「法医学研究室第一標本室」のお話です。 

    私の住む地方には検視監制度がなく、いわゆる異状死体は全て大学の法医学 
    教室に搬送され、司法ないしは行政解剖が行われます。 
    それはそれは様々な異状死体が運び込まれてくるわけで、中には練磨の 
    法医学教室のメンバーでさえ目を覆いたくなるような無惨なものもあります。 

    これらの異状死体は証拠写真を撮影された後解剖され、遺族のもとに返される 
    わけですが、まれに、遺族からも引取りを拒否されたり、法医学・解剖学・ 
    病理学上、大変興味深い異状死体が搬入されることがあります。 

    このような医学上珍重な(そして大変グロテスクな)標本の多くが収容されて 
    いるのが「法医学教室第一標本室」、通称「穴倉」です。 



    874 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 20:55:00
    「穴倉」は地階の教室を数個ぶち抜いた非常に広い部屋です。 
    しかし広いには広いのですが、地階であるせいか、はたまた 
    建物が非常に古いせいか、隅々まで照明がいきわたっておらず、 
    昼間でも電気をフルにつけていないと足元がおぼつかないほどです。 

    しかし私自身を含め「穴倉」に始めてやってきた人間は、電気が 
    ついたとたん、非常に驚いてしまいます。なぜなら壁という壁には 
    異状死体の写真が隙間なく貼り付けられており(しかも多くが 
    フルカラー)、猟奇殺人鬼の隠れ家に迷い込んだような錯覚を覚える 
    からです。 



     876 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 21:05:00
    それはもう、さながら「異状死体博覧会」の様相です。 
    轢死体、水死体、刺殺死体、撲殺死体、銃殺死体、事故死体、 
    病死体、自殺死体、感電死体…そこにはありとあらゆる「死」 
    の見本がそろっているのです。女性の中には冷や汗をかきだしたり、 
    デリケートな方は嘔吐されたり、中には貧血で倒れてしまう方も 
    おられます。男性もやはり、皆さん一様に驚きと、何ともいえない 
    ような表情を浮かべてしまうようです。 

    「穴倉」の不気味な所はここにとどまりません。私も未だになれずに 
    やむを得ずにうかがった際にはできるだけ見ないようにしている一角 
    があります。そこにはなんとおびただしい数の「縊死体のデスマスク」 
    があるのです。 



    878 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 21:18:00
    昔、ある法医学者の方が「絞首刑にあった罪人の顔はみな一様であり、 
    もしかすると死体のデスマスクから犯罪を犯すような人間の顔の類型化 
    が可能なのでは。」とお考えになり、行政と協力なさってデスマスク 
    の収集を始められたそうです。 

    収集当初から「縊死体が同じような顔面になるのは、窒息とその後の 
    過程から当然である。」との反論が大勢だったのですが、その先生は 
    反論には一切耳を貸さず、ひたすら刑死人のデスマスクを全国から 
    集めて回ったそうです。その先生は平成になってからお亡くなりになり 
    ましたが、死の床に伏せられるまで、この主張を変えられなかったそうです。 

    このような経緯で、現在「穴倉」には表に出ているだけで十数体、研究棟のどこかには 
    まだ数十体のデスマスク標本が眠っているそうです。 
    やはりこのような標本があると、オカルト的な話が様々に沸いて出てくる 
    のですが、私はあまりそのような話は気にしないようにしています。 

    夜中にデスマスクの目が開く、涙を流す、断末魔の叫び声を上げる… 
    しかし噂は噂に過ぎず、法医学教室のメンバーでそのような経験を 
    したという話は聞きません。 



    879 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 21:29:00
    ただ、「穴倉」にはまだまだ不気味な場所があり、 
    ふざけ半分で「開かずの間」などと呼ばれています。 
    大きな南京錠が二個かけられた、おそらく細長い部屋なのですが、 
    教授をはじめ誰も中をのぞいたことがないのはおろか、中に 
    何が収納されているのも知る人がいないのです。 

    過去に何度も開けようとする試みがあったらしいですが、 
    当人たちが尻込みしたのか、実際に開けてみたという話は聞きません。 
    しかももはや鍵そのものがどこかに失せてしまっているのです。 

    その部屋いつから「開かずの間」になったかと言うと、件の「先生」 
    が大学を退官なさってからだそうです。それまでは個人的な標本、 
    おそらくデスマスクを収納していたという話ですが… 

    来年、とうとうその研究棟も建替え工事が行われ、「穴倉」も 
    消えてしまいます。そのときあの部屋からは何がでてくるのでしょう? 

    医学部にはオカルトではありませんが不気味な場所がまだまだたくさん 
    あります。「穴倉」の話もその一つに過ぎません。 
    また機会があれば、お話できればと思います。スレ汚しの駄文、 
    失礼致しました。 

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    854 : 854[] : 投稿日:2003/07/23 20:13:00
    会社の同僚に、現在進行形で起きている実話。 
    最初に断っておくが、おれは小動物を面白半分に殺すようなヤツは軽蔑するし、そいつ本人がやったのと同じやり方で殺されればいいとすら思う。 
    確かにそいつが犯人ならば…… 

    同僚の名前を仮に伊藤とする。 
    伊藤はいつもどおり、会社へ出勤しようと駅へ向かっていた。 
    途中、道路脇に仔猫の死骸を見つけた。 
    最近よく見かける仔猫だったので、可哀相に車にでも轢かれたのかと近づくと、小さな蟻が頭の下の血だまりにたかっている。 
    よく見ると、仔猫の左目がくり抜かれて、白い筋でつながって血だまりの中に転がっている。 
    どこかのくだらないガキがやったんだろう。嫌な気分になった。 
    このまま放置するのも可哀相だが、時間もないし、正直素手で運ぶのは無理だと思ったので、せめてコンクリートの上ではなく、土の上に置いてやろうと新聞で包んで植木の横に移動させた。 



    855 : 854[sage] : 投稿日:2003/07/23 20:13:00
    会社でおれはその話をその日のうちに雑談として聞いていた。 
    で、その日、伊藤が自宅のアパートへ帰ると、夕刊と一緒に何か紙が入っている。 
    チラシだと思って見ると、怒り狂って書き殴ったような字体で、 

    『猫を虐殺したおまえは殺された猫以下の価値しかない!! 
     呪われろ!!』 

    と真っ赤なインクで書かれていた。 
    何を勘違いしてるんだ、おれは可哀相だと思って移動させただけだぞ! 
    伊藤は紙切れにむかって怒鳴りたかったが、自宅の郵便受けにこれが入っていたということが薄気味悪かった。 
    会社に行っている間に入れられたという事は、自分がどこに住んでいるか知っている近所の人間がやったという事だからだ。 



    856 : 854[sage] : 投稿日:2003/07/23 20:18:00
    嫌がらせめいた事は、その紙切れ1枚だけだった。 
    ところが、伊藤の身におかしな事が起き始めた。 

    左目が痛む。 
    起きぬけには半透明の黒い点や糸くずのような物が見え始めた。 
    ちょうど使い捨てレンズを買うついでがあったので、レンズを購入し、併設の眼科で見てもらうと、 
    「飛蚊症でしょう。レンズは正しく扱って、時々目を休めるように」 
    程度の説明だったが、その日の夜に激しい痛みに襲われた。 
    会社には出勤したが、左目から涙が止まらない。 
    伊藤の左目は細かい血の筋が黒目へと何本も走っていた。 
    会社を抜けて、隣ビルの眼科へ受診しに行った。 
    そこで、「角膜剥離を起こしている」と言われた。 

    伊藤はおれに紙切れの話をした後、 
    「まさかとは思うけど、これって呪いなのか?人違いでも呪いってかけられるのか?」 
    と、呟いた。 
    建前として、 
    「偶然だろうけど、タイミング合いすぎて恐いな」 
    と、言っておいたんだが…。 
    こんな酷い呪いがあるか? 

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    850 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 18:09:00
    友人が実際に体験した話です。 

    その友人の家は2,3年前に新しく別の場所に家を建てて 
    住んでいるのですが、その家に引っ越してきた時の事です。 

    新しい家ではじめて迎える夜、2階の自室で寝ていると急に金縛りにあったそうです。 
    そして目だけで横を見てみるとそこには女性が。 
    じっと友人の方を見て 
    「ねぇ?約束したよね?」 
    と何度も聞くのです。当然誰約束した覚えのない友人は 
    「貴方と約束した事なんかない!」 
    と必死に言ったそうですが、 
    「約束したよね。遊ぶって約束したよね?」 
    と聞くので早くのこ恐怖から逃れたいために 
    「わかった!わかった!」 
    と必死に叫んだら 
    「じゃあ、また明日来るから」 
    と言って消えて金縛りも解けたそうです。 
    しかし「また明日来るから」と言ったものの、その日以来 
    その霊は現れていないそうです。 

    そのかわり時々1階にいると2階でドタドタと子供が走り回っているような 
    足音が時々聞こえるそうです。 

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    777 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 03:10:00
    俺が先週、実際に体験した事を書かせてもらいます。 
    俺は19歳の大学生、名前は仮にSとさせてもらいます。 
    俺はつい一月前に免許を取ったばかりだったんです。 
    で、オヤジの車を借りて、サークルの連中と隣の海岸まで花火をしに行こうって事になって 
    とりあえず部室で全員拾ったんで、高速に乗ったんです。 
    ちょうど県境のトンネル付近だったと思います。 
    高速が夜間の整備かなにかで速度規制されてて、70キロくらいで走ってたんです。 
    で、後部座席で煙草を吸ってた後輩が、急に素っ頓狂な声を上げて 
    「先輩、もっとスピード上げませんか?」 
    って言うんです。こっちは初心運転期間だし、オービスも、ネズミ捕りに引っかかるのも嫌なんで 
    曖昧な返事をして、適当に流してたんです。 
    そしたら、助手席の先輩が 
    「おいS、いいからスピード上げろ。振り切れ。それとな」 
    先輩も興奮していて、早口になっていたんですが、最後の部分は、自分に言い聞かせるように 
    ゆっくりと、ひと言づつにアクセントをつけてこういいました。 
    「何があっても前以外は見るな!」 



    778 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 03:10:00
    俺はなにがなんだか分からないし、皆の慌て方が異常なんで、無意識にチラッと 
    バックミラーをみてしまったんです。 
    何かが映ってました。ものすごい速さでこっちに向かってきます。 
    長い間は見れなかったのですが、俺は怖くなってアクセルを踏みました。 
    もちろん前以外は見ないようにして。 
    そうしてしばらく経って、トンネルの中を走っているときでした。ふとカーステレオの音が消えたんです。 
    後ろの後輩2人がガタガタ震えている音、先輩が祝詞のような、お経のようなものを 
    ブツブツ口ずさんでいる音がリアルに聞こえます。 
    そして、ロックしているはずのパワーウインドーがススス、と音もなく開いたのです。 
    結構速度は出てたのですが、不思議と風の音はしませんでした。 



    779 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 03:10:00
    そして俺は見ました。そいつは女子高生でした。 
    目は吊り上り、口からは苦しそうな呼吸音が聞こえてきます。 
    一昔前に流行った、顔を黒く焼き、目をケバケバしく彩るメイク 
    そしてガツッガツッガツッガツッと聞こえてくる厚底のブーツの音。 
    見てはいけない!そう思ったのですが、俺はそいつと目が合ってしまったのです。 
    そいつは 
    「なんだょ眼鏡か。超バッド。次、気をつけな。次はアンタの頭もらってくよ。マジにMK5。」 
    そう言って俺の車を追い越していったのです。 
    追い越された直後から、俺たちは車の速度を落とし、トンネルを抜ける頃には50キロくらいで走ってました。 
    もちろん追い抜いていったヤツに追いつかないために。 
    そして、一番近いSAに停車した俺たちは、とりあえず暖かいものを飲みながら 
    さっきのアイツの話をしてたんです。そうすると、トラックの運ちゃんが寄ってきて話を聞かせてくれました。 



    780 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 03:11:00
    さっきのアイツはとし子ちゃん、という名前で、数年前から出没しだしたらしいです。 
    最初は埼玉に居たらしいんですけど、高速を使って日本中を移動しているらしく 
    四国、九州でも目撃した運ちゃんがいるらしいです。(目撃情報は無線で流れて来るらしい) 
    で、眼鏡をかけた男の子は「最初の一回だけ」見逃してもらえるらしいです。 
    俺は運転する時だけ眼鏡をかけていたんで、なんとか助かりました。 
    でも、次が怖いです。もう高速は使えません。 

    最後に運ちゃんに聞いたのですが 
    去年の暮れに高速の高架から下道に落ちてペシャンコになったトラックがあったじゃないですか。 
    潰れた運転席に血の跡が全くなかった、ってヤツ。 
    あの運ちゃんが無線で話した最後の言葉が「追いつかれた。」だったそうです。 

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    747 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 00:50:00
    418 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/22 18:09 
    まだ厨房の頃ですた。 
    夜中、金縛りにあったんです。身動きとれない中で、気がついたんですが 
    部屋が明るいんですね。で、部屋の外に誰かが立っている。 
    そして、ものすごい怒りと憎しみを感じました。 
    どうやら、子供みたいなのです。黄色い服を着た女の子でした。 
    その子の発するどす黒い憎しみが、すごく怖かったのです。 
    で、金縛りが解け、部屋を見回すと暗いだけだし、当然部屋の外には誰もいないし 
    心細くなって、寝ぼけた頭でもうろうとしながら、向かいにある両親の部屋にいったんです。 
    そしたら、暗闇の中で両親が慌てふためく感じと、母の生足が見えた気がしました。 
    その時はピンとはこなかったんですが、何となく「ナニ?」と詰問調の母の声に 
    いけない場に出くわした気がして、「ごめん。コワイ夢見ただけ。なんでもない」 
    と扉を閉めました。その時はまだ全然結びつかなかったんですが、 
    次の日、祖母に「両親の部屋にはいる時は先ずノックをしなさい」と怒られました。 
    それで「ああ。そうか」と思いました。 

    で。両親には中絶した子供がいて、本当は私と妹の間にもう一人いたはずなんです。 
    母の身体が持たなくて断念したそうです。私を生んだあと身体がしっかりしていなかったからなのかも。 
    祖母は「父が我慢出来ないからそういうことになった」と、怒っていました。 
    金縛りの最中に出くわした子供は、生まれることなかった妹で、両親の行為に怒っていたのかもしれないと思いました。 

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    736 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/07/23 00:03:00
    四輪駆動車で普段人の行かないような山奥に10人程度で泊まりがけのキャン 
    プをしたときのこと。 

    その晩はすごい雨が降っていて山の斜面から流れる水がちょっとした川のよう 
    になるくらいひどい天候だったけど、大きめのタープもあるし、そう言ったひ 
    どい状況には何度も合ってるから、みんな割と慣れた様子で数個のランタンを 
    中心に深夜も酒を飲んで歓談していたんだ。 

    そのとき数人がビールが切れたから俺の後ろに置いてあるクーラーボックスか 
    ら何本か取り出してくれと頼まれたので、快諾してキャンピングチェアに座っ 
    たまま後ろを向いてクーラーボックスを開けて何本かビールを取り出した。 



    737 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 00:03:00
    ちょうど俺の後ろにの数メートル先には俺の車がランタンの光がかろうじて届 
    くくらいの位置に停車しており、ふと自分の車に目がいった。すると車のシャ 
    ーシと地面の隙間からこちらに向いてつま先立ちしている2本の足が覗いてお 
    り、 

    「あれ?誰か俺の車の向こうで立ってるのかな?まさか立ちションしてるんじ 
    ゃないだろうな?」 

    とおもって、誰だろう?と視線を上に上げようとしたのだが、突然本能が「絶 
    対に目を上げるな!!」とものすごい勢いで警告を発していた。いい加減ほろ 
    酔いで、しかも普段レイとは無関係な俺がなぜか急に怖くなって視線をあげず 
    にみんなの方向へ向き直ってビールを何本も飲んだ。それからもアタマの中で 
    は「絶対に振り向くな」と本能が告げていたので決して振り向くことはなかっ 
    た。なぜならタープ内には全員がいる。それに他の人間がとても入ってこれる 
    ような場所ではなく、どう考えてもおかしすぎる。 



    738 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 00:04:00
    はたと、対面に座ってるヤツは何か見えてるのだろうか?と思いつつも、対面 
    の人間の位置からは真ん中においてあるランタンの光が強くて車まで見ること 
    はできないようだ。 

    少し元気がないといわれたが、まさか本当のことを話すわけにもいかず、少し 
    酔ったとごまかしつつも席を離れることができなかった。こうしていくうちに 
    一人、また一人と席を立ち、それぞれのテントや車へ戻っていく。そして俺と 
    隣にいる友人の二人だけになった。俺のアタマの中にはまだ本能が危険を告げ 
    ており、とても振り向ける状態ではない。ランタンのガソリンも一つ消え、二 
    つ消え、徐々に暗くなっていく。みんなすでに寝静まったようで、振り付ける 
    雨の音だけが耳に入ってくる。友人と内容のない話をしながら、まだ席を立た 
    ないでくれと心の中で願っていた。そんな心の内を知ってか、友人は席を立た 
    ずに一緒に酒を飲んでくれた。 



    739 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/07/23 00:04:00
    1時間くらいたって、本能の起こす警告がはたと止んだ。今まで心の中で巻き 
    起こるいやな感じが急になくなって、もう安全だと感じたときに友人に、事の 
    顛末を話したところ、友人も同じ状況にあったとのこと。しかし俺の車を振り 
    向く勇気がなかったので、そのまま友人の車に止めてもらうことにした。 

    結局霊を見ることはなかったが、自分にとってはめちゃくちゃ怖い体験だった。 

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