585 : あs[] 投稿日:2008/04/24(木) 02:34:45 ID:iBPXeO1W0 [1/6回(PC)]
今まで親に話すの禁じられていたけれど、やっと引っ越すことができたので話します。
厨房の頃の話
その当時では中二病発症者(その頃はただのバカ)も少なく、
だから他の中学生から見れば俺は異端だった。
少ないとは言っても友人の内少なくとも3人はそうだった。
3年になっても中二病とれなかった俺たちの受験がせまった夏休み、
俺はずっと勉強ではやりきれないと思ったので、
3人を呼び集めて肝試しをすることにした。
みんな一言で「OK」だった。
だから、実行するまでの時間はほとんど無に等しかった。
内容はこういうもの
俺たちの地元では密かに囁かれるひとつの噂。
近所にあった山の奥には廃屋があり、その廃屋は昔宿だったらしい。
ただある事件を期にその宿にはだれも近づかなくなり、今に至る。
そして、普通ならそんなところ潰せばいいのにそうせず、
その事件もすぐに調査は打ち切られた。
噂はその廃屋には幽霊がいて部外者が中に入ると帰ることができないとか。
こんな俺たちにはもってこいのネタだった。
【俺たちが見たのは老人の幽霊だった】の続きを読む