651 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 01:20:36 ID:GMqUuXeS0 [4/6回(PC)]
夕方6時前、出先から直帰するべく乗車していた都内の地下鉄での話です。
とある駅で、扉の閉まる間際に女性がふたり駆け込んできました。
そのとき扉近くの席に座り、ぼーっと正面の扉のあたりを眺めていたオレは
駆け込んできた女性ふたりを観察してしまう格好になったのですが。
似たような服装(綿パンツに白いシャツ)で仕事帰りの風情、
そしてえらく近い距離、
ほとんど密着するかのように駆け込んできたところをみると、
同じ会社に勤める親しい友人のように思えました。
なので車内に駆け込んた瞬間に扉が閉まったとき、ふたりで
「よかったねー」
「間に合った!」
とか何とか会話を交わすのだろうな、と予感しました。
ところが、ふたりの女性は別々の座席に座ったのです。
ひとりはオレの左隣、もうひとりはオレの左斜め前の席。
普段なら
「ああ、オレの勘違いか」
で済む一件ですけど、そのときオレは
「ええええ!!!なんで君たち知り合いじゃないの????」
と、なぜか激しくこだわってしまったのです。
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