2015年06月

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    305 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 15:40:42 ID:CetK0D8k0 [1/3回(PC)]
    子供の頃に爺ちゃんに聞いた話を一つ。 

     私の爺ちゃんは若い時に軍属として中国大陸を北へ南へと鉄砲と 
    ばらした速射砲を持って動きまわってました。 

     当時の行軍の話を聞くと、本当に辛かったとこぼしてました。 
    通常の鉄砲や弾や手りゅう弾の装備だけでもかなりの重さの上に 
    小隊で手分けをしてばらした速射砲を一人一人が持たないと 
    いけなかったので、とにかくそれが重かったと。 

     そんな感じに一人当たり何十キロもの装備を持って、 
    ろくな道も無い山の中の行軍で、しかも、水もそんなに飲まないで 
    行軍していたので汗が乾いて白い塩が粉の様に顔に残っていたり… 
    そんな毎日でしたから何度も装備を放り出して 
    逃げたくなったそうです。 
    ですが、そんな事をすると国の両親に迷惑がかかると考え 
    すんでの所で思い留まる、そんな日常だったそうです。 

    続きます。

     
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    269 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 11:45:44 ID:ub0siWoUO [1/2回(携帯)]

    俺が小学校低学年の頃の話。場所は長崎市で、91年~93年ぐらいかな? 
    通学路の途中に、空き家があったのね。そんな古い物じゃなくて、つい最近まで人が住んでたっぽい空き家。 

    通学路にそんなモンがあったら、好奇心旺盛な小学生は当然探検に行きたくなるものだと思います。 
    だから学校の帰りに5、6人ぐらいで探検しようぜってそこに行ったのよ。 

    場所が商店街の通りで、雰囲気はさっぱり怖くないんだけど、家の周りに結構高い木が植えてあって、外からは中が見えない感じだった。 
    だから探検するにも都合が良かった。その辺は人通りも多かったし。 

    その家は平屋の日本家屋で、見た目はとっても普通。とりあえず俺らは玄関とか窓が開かないか周りをガチャガチャやってた。 
    まあ当然開かない。庭もきれいなモンだし、誰かが掃除してるんだろうね。


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    235 : 布 1/2[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 07:27:41 ID:HaKc2Adk0 [1/2回(PC)]
    小学生の頃友達二人でスーパーボールを使って遊んでいた。地面に叩きつけてどこまで高く上がるかを競っていた。 
    俺は勢い余ってか、叩きつける角度をしくじってしまい、 
    スーパーボールは細い川と道路を隔てた向かいの浄水場に入ってしまった。 
    俺たちは恐る恐る浄水場に忍び込んだ。あたりに大人の気配はなく、ざあーという水の流れが遠くで聞こえるだけだった。 

    浄水場にはいくつもの深々とした水溜があり、ゆっくりと大量の水が流れていた。 
    流れはそれほど速くなかったので、何メートルもあろうかという底まで見ることができた。 
    俺たちはスーパーボールのことは忘れて、とてつもない深さに恐怖しながらも、身を乗り出して中を覗いていた。 
    妄想ぐせのある俺は、ここに落ちたら底まで吸い込まれて溺れ死ぬんだろうなと考えながら、 
    どんよりした膨大な水の流れるのを眺めていた。 

    友達が下に何か見えると言って底の方に指を差した。よくみてみると、確かに何かもやもやとした白いものが沈んでいた。 
    しかし深過ぎるためにはっきりとしなかった。俺たちは始め、浄水場の設備だと思い特に気にかけなかったが、 
    それを見ていた友達が急に「大きくなってる」と叫んだ。 
    たしかに白いもやもやは大きくなっていた。そしてそれが布きれのようなものであることが見て分かった。


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    125 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 10:35:32 ID:fdNkJWfa0 [1/2回(PC)]
    私が小学生のとき、私と祖父母と妹の4人で旅行に行きました 
    泊まった旅館というのが、人ひとりがやっと歩けるような通路がところどころにある迷路のような汚く古臭い、 
    とても恋人同士で来られるようなところではない。 
    しかし、旅の一座を呼んだりと、そこの地域ではそこそこ有名な旅館でした。 

    旅館に着いて部屋に着くと、早速、私は妹と旅館の中を探検することにしたんです。 
    あちこち歩き回っていると、我々が泊まってる部屋の通路のつきあたりのすぐ角に自販機コーナーがあるのを見つけました。 
    カップラーメンの自販機や、栓抜き付きの瓶ジュースの自販機、普段見ないような珍しい自販機ばかりだったので、 
    何か買ってみたくなり、部屋に戻って祖父母にたかったんですが、「もうすぐご飯だからあとで」。 
    その後、我々は温泉に入り、御馳走を食べ、宴会場のようなところで一座の芝居を見てたのですが、 
    小学生にはそんな貧乏くさい芝居ちっとも面白くなく、退屈を感じてると、妹が「お姉ちゃ~ん自販機行こ~」って言うんです。 
    祖父母から小遣いをねだり奪うと我々は自販機コーナーに行きました。 

    自販機コーナーは薄暗く、ゴキブリの住処のようなところでしたが、 
    瓶ジュースやアイスクリームやカップ麺の自販機、そのほかにも按摩付きの椅子や漫画雑誌などもあったりと、興味をそそるものがたくさんありました。 
    なかでも面白かったのが、漫画本っていう、いかにもジジイ好みの古い絵柄のエロ漫画雑誌。 
    妹と二人で誰か来ないかと冷や冷やして見てました。 
    しばらく見ていて、オッサンがタクシーを貸し切り、泥酔して寝てる女性を犯す漫画を見ていたときのことでした。 
    急にウンコくさい匂いが辺りに立ち込めてきたんです! 
    妹が漏らしたのかと勝手に思い込むと、何食わぬ顔をしてエロ本を見ふけっている妹が急に憎くたらしなり、妹の顔面をバチンと一発引っ叩いてやると、 
    信じられない!といった顔つきで妹が私を見ます。 
    しかし、それでもウンコくさいので、早く妹のそばから離れたく、自販機コーナーから通路に出ようとしたその時です。


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    111 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/25(火) 05:53:19 ID:2NYDaKLkO [1/2回(携帯)]
    昨日のことなんだけどちょっと聞いてくれ 

    茨城の408号線を車で深夜2時頃1人で走ってたんだよ、ラルク熱唱しながらねwww 
    そしたら道路の端っこに何かいてさぁ、猫かなぁって思ったんよ 

    人の足だった… 

    すねの辺りから下だけの半透明な足が裸足で歩いてた 


    それ見た瞬間鳥肌MAXの冷や汗ビッショリで半泣きしながら猛スピードで逃げたwwww 



    マジあれ何だったんだ 


    怖すぎて草生やさなきゃ書いてられんww 


    何か知ってる人いませんか?


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    88 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/25(火) 02:35:06 ID:YBwbxyGPO [1/6回(携帯)]
    これからするお話しは今から20年以上前、僕が中学生の時の話しです。 
    当時僕は悪い先輩達と付き合いがあり、暴走やタバコ、シンナー等不良っぽい事をして意気がる田舎ヤンキーでした。 

    その日は学校をさぼり、町外れにある無人の神社に二人の先輩(アキさん、コウさん)とタムロってました。バイク談義も一段落してそろそろたまり場に帰る雰囲気になっていたのですが、アキさんが 
    「この神社の裏山に遺跡みたいなのがあるらしいから行ってみよう」と言い出したのです。見ると確かに裏山の奥へ続く石段がありました。 
    僕は基本的に先輩に付いて行くタイプだったので「いっすよ」てな感じでしたがコウさんは純トルでだいぶラリっており 
    「だりーお前ら行って来ていいよ。俺はここで待ってるから」と言って待つことに。僕も実は面倒くさいと思ってましたがアキさんに付いて石段を登り始めました。 

    その裏山は多分高さ20~30m位で夏ではありましたが石段をトンネルの様に木が覆い、涼しさすら感じます。 
    緩やかな石段を登りつつ世間話しながら5分程行きました。するとまだ上がありそうなのに草木が石段を隠し始め、かなり長い間人が立ち入っていない様相を呈し始めたのです。


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    83 : 1/4[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 02:23:30 ID:hB7Z5ikF0 [1/5回(PC)]
    怖い話は大好きなんだけど、 
    心霊スポットに行ったことがなかった。 
    というのも地元に心霊スポットが無かったからだ。 

    で、去年の秋。 
    俺も友達も免許を取ったんで念願の心霊スポットに行くことにした。 
    友達は怖がりなんだが、初ドライブだと騙して同行させた。 

    俺は埼玉の田舎の方に住んでるんだが、 
    ググると川越街道という場所が一番近いということだった。 
    ウエディングドレス姿の女が現れるとか現れないとか。 
    つまんなそうな場所だったけど、まあ心霊スポット処女だし、 
    こんぐらいでもいいか、と思って出発。 

    出発してから、友達に心霊スポットに向かってることを告げる。 
    そしたら物凄い反発。 
    「(霊を)持って帰ってきたら死んじゃうんだぜ」 
    とか小学生みたいな怒り方。 
    絶対大したことないから、って言っても納得せず、 
    「じゃあ連れて帰っちゃったら御祓いも一緒してやる」 
    という方向でどうにか落ち着いた。

     
    【「ここってウエディングドレスの女が出るんだっけ?」】の続きを読む

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    69 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:18:00 ID:irBIi/l0O [1/5回(携帯)]
    じゃあ、俺の体験話をだらだらと。 

    昔、大学生だった頃に良くバイト先の人と心霊スポットに行ってた。 
    地元で有名な小坪トンネル・散在ヶ池とか、他県遠征とかもしたりして、 
    結構色んな所に行った。自分はあまり心霊とか信じてなかったけど、 
    心霊スポットの何ともいえない静寂・緊張感は好きだったし、 
    何より仲間とのドライブの時間が楽しかった。 


    【あの時の事だけはどうにも説明がつかない】の続きを読む

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    463 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/09/12(土) 01:35:00 ID:JSP+Al080 [1/2回(PC)]
    嫁が台湾人なんで、帰省時に台北の山の上に有るお墓へお参りに行ったときの事だ。 
    あちらの風習でお墓参りは年に一回決まった日に行くんで、山へ続く道は何ヶ月も 
    誰も来てないような感じの藪だった。もうこの段階で辺りは薄暗い。 

    鬱そうと茂る藪がひたすら続く道を半ば強引に歩き、ぬかるみだらけの道は 
    時折泥の中に見える木の板と要所要所に置かれている酒のかめみたいなのだけが頼りだった。 
    足元滑りそうになりながら進むが、自分たちが居る場所さえもよくわからない位 
    草や木が茂りまくりの道。 

    清明って日が有って、その頃には刈ったりして大勢がお参りに来るそうだが、 
    まだその時期じゃなかったんだよね。 
    で、とうとう墓所が何処かもわからなくなって三叉路みたいな広い場所に出た途端 
    道端の小屋の横に何やら白い塊りが散らばってるんですよ。 
    その時は全く気にしてなかったのですが、白骨でした。 

    散々探しても時期はずれじゃ見つかんないよって事で、帰ろうって事になり下山。 
    日も傾いて来てるので急ぎ歩いてると、来る時わからなかった「酒のかめ」の 
    反対側が割れてるのが見えた。 
    よく見ると折りたたんだ状態の白骨が入っている。 
    つまり、登って来る時あちこちに置いてあったかめは遺体を埋葬する時に入れる 
    埋葬用のかめだったって事です。 

     
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    636 :4/7:2009/09/10(木) 10:29:51 ID:hinMIqEV0 
    とにかくカーブの続く山道なんで、後ろの女も見え隠れする。 
    長いこと見えない時もあった。 
    だが、次に見えたときには必ず距離を縮めていた。 
    少しずつ少しずつ近付いてくる。 
    追いつかれる前に山を抜けたい。 
    誰かに電話を・・・でも、携帯は圏外。 
    「くっそ!」携帯をリアシートに放り投げた。 
    精神的余裕がどんどん失われる。 
    ところどころにちょっと直線の道に出てくる。 
    その度に確実に近付いてる。 
    なんで!?あんなにスローモーやのに! 
    チラッとミラーを確認すると・・・ 

    近い!もう5mも無い・・・ 

    顔も見える。 
    霊って長い髪で隠しとくもんちゃうんかい! 
    顔出すな!ヴォケ! 
    すました無表情で歩いてくる。 
    プツンとCDが止まった。 
    ガチャガチャにボタンを押しまくったがうんともすんともいわない。 

    ミラーを捻じ曲げ、もう二度と振り返るまいと前を見据えてひたすら車を走らせた。 
    カーブの度にキーキーと音をたてる。 
    生コンの作業場のあるところに出た。 
    緩やかな左カーブ、暗いドアミラーの中に白く浮かび上がる影、 
    半泣きではなく、全泣きで走った。 
    この先右手は深い崖、落ちたら死ぬ・・・落ち着け! 
    今思えばちょっとおかしくなってたのかもしれない。 
    しょうもないことを思いついてしまった。


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