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    2015年12月

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    293 : 1/3[sage] 投稿日:2010/08/14(土) 23:04:20 ID:UPlCucLT0 [1/3回(PC)]
    一年ほど前の話です 
    当時私はとある病院で働いていました 
    とはいっても看護師ではなく、社会福祉士の資格を持っているので 
    リハビリ科のほうで、アセスメントやケアプラン作ったり 
    サービスを受ける手続きをしたり、まあデスクワークっぽいものです 
    患者さんたちとも勿論話しますが、多くはお年寄り 
    入院患者さんがほとんどでした 

    私の仕事でも一番大切なのは、監査の準備です 
    主任が主にチェックをするのですが、どこの病院もそうであるように 
    監査の前はたいてい泊まり込みで膨大な資料をチェックして補足します 
    監査課の方々が来たときに、すぐにでも望まれたものを見せれるように 
    またその方たちが見やすいように整理しておくのです 

    私も今までの資料を見直したり、事前監査資料というものや 
    事前評価なるものを監査課から貰うので、それを埋めたり 
    しなければならないのですが、当然それに毎日の仕事もあります 
    仕方ないので残ってする羽目になります

     
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    287 : 1-1[] 投稿日:2010/08/14(土) 21:18:04 ID:gKF4l6V40 [1/2回(PC)]
    幼稚園から中学まで同じだった仲の良い友達でKってのが居たんだ。 
    んで、高校になって俺はA校、NはB校の定時制 

    高校3年になったらみんな車の免許取りに行くじゃん 
    で、Nはかなり早く免許取って、昼間働いて貯めた金で中古の車を買ったんだよ。 
    そんで、その車でNと彼女でドライブ行ったんだって 
    行き先は地元から隣の隣町のT町で有名な怪奇スポット 
    その名も「継子投げ」 
    破竹の勢いで不吉な名前の崖なんだけど(もちろん俗称) 
    別に昼間とか行っても怖くないんだよね 
    普通に駐車場とかあって柵越えたら急な崖になってるってだけの場所 
    ただ、その不吉な名前と以前飛び込み自殺とかがあったって噂があるくらい

     
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    195 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 21:37:36 ID:I2VB30uh0 [1/4回(PC)]
    帰省したついでに祖母にコトリバコ的な呪わしい因習話が無いかと聞いたら 
    残念ながら無かったんだけど、 
    伯父さんがそれ系の話を知ってたので書きます。 
    つっても、友達が犠牲になったとか、お寺で怒られながら御祓い受けたとか、 
    そういう直接的なものは無い。 
    昔、そういう奇習があったとさ、って話なので、 
    洒落にならんほど怖いかと言うと、首を傾げざるを得ない話なんだけど、 
    スレ的には興味深いかな、と思う。

     
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    142 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/08/12(木) 21:03:08 ID:IU9fOyvJ0 [7/8回(PC)]
    「気づいたようだね。考古学関係者なら『ことどわたし考』を知らなきゃモグリってくらい有名な論文だ。 
    其の中で古代人が古墳の石室内を黄泉の国と捉えていたという可能性が述べられている。 
    この論文の骨子はこの事ではないけど、僕的にはこの論は賛成だよ。 
    君も石室の中に入ったのならば感じた筈だよ。石室内は人の世界ではないとさ」 
    そういってコーヒーをすする。僕の背には冷や汗がタラタラと流れ始めていた。 
    「加えてイザナギ、イザナミの黄泉の世界の神話だ。 
    記紀に記されているこの神話もこの話に説得力を持たせる。 
    イザナギはイザナミを閉じ込めるために岩で黄泉の世界に続く道を閉じるが、石室に入るための羨道も閉塞石という岩で塞がれている場合が多い。 
    また古墳内で食べ物を死者に捧げるなどの祭祀も行われていたようだ。これは黄泉戸契に通じるところがある。」 
    ここで修士さんはまたコーヒーを一口のみこう続けた。 
    「話をまとめるとさ。古代人は石室に続く羨道は黄泉に続く道、石室内は黄泉の世界。 
    本来、人が立ち入るべき世界じゃないんだよ。 
    神話にもあるように死者は生者が羨ましくて仕方ないんだよ。 
    だからイザナギを執拗に追いかけ回したんだ。だからこの写真でも、こんなにも手を伸ばして、こんなにも羨ましそうにしている。千五百年以上もご苦労な事だね。 
    でもまあ、僕らは学者志望だ。こんなもん無視すればいい。」 
    そして最後に自分の顔をじっと見つめてしゃべりだす。 
    「この世の世界じゃない風景が撮れるなんて面白いじゃないか。 
    黄泉の世界はどうだった。帰って来れて良かったね。あの手は確実に引っ張り込もうとしているよ。」 
    にやりと笑って修士さんは研究室の方に歩いていった。

     
    【長野県の某古墳群  後編】の続きを読む

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    138 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/08/12(木) 20:14:31 ID:IU9fOyvJ0 [4/8回(PC)]
    そして石室内でとった写真を確認したら目を疑った。 
    その写真には石室内の全景がとれていた。ただ、その中央、床当たりから無数の腕が天井に向かって伸びている。 
    しかもまるで石室内から出ようとしているかのように。 
    それだけにとどまらず、その無数の手のスキマから女性らしき顔がこちらを俯き加減に見ている。 
    その表情は石室の外の光ある世界をじっと見つめるかのような表情だった。 
     無論、皆にもその写真を同行して皆に見せた。 
    皆怖がるのだが、○○古墳群の奥に行く足を止める人はいない。 
    これが学者、学者の卵の性なのかもしれない。 
    でも、恐いものは恐い。不安を消すかのようにしゃべりながら歩いていった。 
    フッと右側かを見ると発掘仲間の女の子が真っ青な顔をしている。 
    「どうしたの」そう呼びかけてみると彼女は俯き加減でぽつぽつとしゃべりだした。 
    「さっきから女の人が木々の間から見えるんだけど、あと右足がとても重い。さっきの写真のせいかな」 
    泣きそうな声でこちらにいってくるのだ。 
    冗談じゃない。 
    女性なんていないし谷間には自分たちしかいない。 
    人っ子一人いないのだ。でも最後まで古墳の見学を終えてきた道を引き返す事となった。 
    皆、ある種の強迫観念にかられて途中で引き返す事が出来なかったのだ。 
    その途中、先輩が「さっき写真とった古墳、もう一度確認してみよう」と言い出した。 
    自分も興味があったので探すの手伝ったのだが一向に見つからない。 
    まるで元々そこに存在しなかったかのように姿を消していたのだ。 
    もう、訳がわからなくなってきた。 

     
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