大学生の頃、俺は本当にどうでもいい日々を送っていた。 夢も目標もなく、部活やゼミやサークルにも所属せず、ただひたすら漫然と過ごす怠惰な生活。 やることといえば、そんな俺と同じような目的のない仲間、KとSとドライブすることだったが それにも次第に飽きて、どう ...
もっと読む
2017年11月
【恐怖体験】俺の住んでるところは田舎なんだ
俺の住んでるところは田舎なんだ 学校は山と山に挟まれてたりするようなところ それでも結構楽しくて、山を見てるとわくわくしてくるんだ。 その時も、友達と歩いてたら凄く惹かれる山があった それは山って言より山を背景に古い建物が立ってるんだけなんだけど そうい ...
もっと読む
【恐怖体験】5、6歳の夏の日の話だ
5、6歳の夏の日の話だ。 近所に友達なんていなかった俺は家の近くで一人で遊ぶのが日課みたいになってた。その日も地面の蟻を観察したり草むしったりして遊んでた。 それに遭遇したのは昼前のことだ。 家の中からする、美味しそうなにおいに心踊らせながら、壁に向かって ...
もっと読む
【不思議体験】叔父の家に預けられた
何年か前に両親が仕事の関係で出張に行っていて、叔父さんの家に預けられた事がある 奥さんと中3の従兄弟も歓迎してくれたし家も広くて一緒にゲームしたりと楽しく過ごしていた だが、初めて来た日の夕食時、手伝いをしていて、箸とかコップとかを並べていたら 「俺君、 ...
もっと読む
【不思議体験】私の家には代々祀られてきた守り神がいる
私の弟はいわゆる「見える」人らしく、小さい頃から不思議な体験をしていました。 その中で頻繁に見るという真っ白な男の人。 弟いわく、その男が着ている服はもちろん、肌も髪も真っ白で とても綺麗な顔立ちをしているそうです。 ...
もっと読む
【恐怖体験】三人の狐面巫女
とある神社、深夜になって1人の学生が入り込んだとか その神社はヤバイと有名で思慮の浅いアホやDQNが興味本位で這入り込んでは手酷いしっぺ返しを受けたという こっくりさんみたく動物憑きにされたり、全身引っ掻き傷だらけになって逃げ帰りそのまま病院に担ぎ込まれたと ...
もっと読む
【恐怖体験】むかえにきました!
昨年の夏の。その夜は友人との飲み会で、かなり帰りが遅くなった。終電も逃し、このまま朝まで飲み明かすかーって話だったんだけど、私は次の日用事があったので帰ることにしたんだ。 ...
もっと読む
女子は器量よしでもいけない
祖父の祖母の時代というから大正か明治だかの話だと思う。 祖母が住んでいた町である朝、娘さんがいなくなった。 一緒に寝ていた兄弟たちも少しも気付かなかったそうだ。 町内で評判の美人だったから、町は騒然となった。 駆け落ちか、神隠しか、人攫いに攫われたかと心 ...
もっと読む
【切ない体験】おじいちゃんは財閥系の鉱山で働いていた
97歳のおじいちゃんは財閥系の鉱山で働いていた。 事故死が多く、週に一度は人死にが出ていた。役付きだったおじいちゃんは鉱夫の暮らす長屋の一番端の部屋で弔辞を読まなければならない。 それが辛くて仕方なかったそうだ。 ...
もっと読む
【不思議体験】百鬼夜行が山肌を駆け下りてきた
ある時、温泉好きの彼は地方で気ままなドライブ旅行をしていた。「夜の方がね、距離を稼げるし・・・・」 人出も交通量も少ない夜の方がドライブは快適だ。ある峠に差し掛かった所で彼は信号に引っ掛かった。人間とは変な生物で、街中では一つでも信号をやり過ごそうと黄色 ...
もっと読む