心霊-都市伝説ナビ-

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    2023年03月

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    母の事を少し怖いと思っていた時期があった。小学4年生くらいの頃。
    母は私が怪我をする部位を毎回のように当てていた。
    自転車の練習をすれば、そりゃ毎回のように怪我もするだろう。

    だけど母は今日は右足 今日は右手と言った具合に怪我をする部位を当ててた。
    サポーターとかもするんだけど、それでも怪我をしてた。
    それを当時は不思議に思わなかった。自転車に乗れるようになって少ししてから不思議に思った。
    だから母に聞いてみたんだ。

    「なんで私が怪我をする事がわかったの?」っと。
    そしたら母は 「ご先祖様が教えてくれているのよ」と答えた。

    それから3年ほどして中学1年生の夏。 父と母が離婚する事になった。
    原因は母親が宗教に没頭してしまって子供にろくな物を食べさせず
    神へのお布施として当時60万ほどあった父の給料の8割方を使ってしまっていたから。
    3人姉弟だった私達だったけど、子供は毎日焼きそばやお好み焼きでも別に構わないのになぁ。そう思ってた。

    荷造りしている母に訊ねた。 「ご先祖様は離婚の事は教えてくれなかったの?」
    母は「ご先祖様は万能ではないのよ」 そう答えた。

    中学を卒業する手前くらいに親戚のお葬式があった。
    死因は心臓発作で死ぬ三日くらい前にも軽い発作があったらしい。
    それを聞きつけた母は前乗りして誰も居ない中、死に目に立ち会ったそうだ。

    母の見た目は恐ろしく豹変していて汚いグチャグチャのもつれた髪にシワも増えて別人のようだった。
    親戚のおばさんが母の名を呼ぶまで、その汚いおばさんが母だとはわからなかった。

    お葬式が終わって解散した後、白い紙を両手で拝むように挟みながら激しく上下させて帰る母を見て怖いと思った。
    汚い髪が上下左右に揺れてまるで妖怪のようだったんだ。
    あれが宗教に間違ったアプローチで身を捧げる人の末路なのかと考えるとほんのりと怖かった。

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    私の家は寺。私の父は僧侶で私も僧侶。

    3連休の中日に父の右の瞼がぱんぱんに腫れたので救急外来で応急処置をしてもらう。
    連休あけに地元の病院にいったところ、すぐに大きな病院にいくよう促され、その日のうちに入院となった。
    およそ10日ほど治療のために入院した。
    医者からは瞼は時間がたてば治る。しかし眼はウィルスが入ったために失明すると告げられた。すりガラス越しにものを見ているようにしかみえず、治療は角膜移植しかないと。

    時間が前後するが私は父に本堂に供えてあるお水を入院している間、毎日変えてほしいと頼まれた。
    翌日から毎朝、本堂のお水を変え、これは頼まれてはいないがお経を唱えた。
    普段は先祖や檀家さんの供養のお経だけだが、父の病状の回復を祈願したお経も毎日よんだ。
    うちの本堂は正面にご本尊のある祭壇、その左右に2つずつお位牌などをおいた祭壇があり、ご本尊のある祭壇にはロウソクが2本、それ以外は1本の計6本のロウソクをたてる。
    一番右の祭壇にマッチなどがあるので、右から順につけていき、一番左まで来たら右端にもどり点火具をしまう。
    消す際も同様で右端にしまってある道具で同様に消していく。
    毎日することではないが昔からしていることなので難しいことではなかった。
    父が退院する当日、私が最後に水を変える日、本堂にいくとご本尊を祀っている祭壇の右側のロウソクがなくなっていた。家族に確認したが誰も本堂に入ってすらいなかった。
    私は父の病気を持って行ってくれたのではないかと思った。
    結果として、失明すると診断された父だが1月もせず視力が回復した。
    科学的に、現実的に考えれば、ロウソクは消し忘れで失明は医師の診断ミスだろうが、私は仏様のご加護だと思っている。

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    小学生の頃、不思議なスーパーボールを持ってた。
    駄菓子屋のスーパーボールくじで買った、何の変哲もないオレンジ色のボール。
    大きさは直系4センチと小さい部類だったが、淡いオレンジの色が気に入って、
    いつも指先で手遊びしてた。不思議な事は友人の一言から始まった。

    「今日はあの青のボール持ってねえの?」「ん?青?オレンジのボールならあるよ。」
    と、ポケットからボールを出すと。「オレンジ?これ、青じゃん。」
    「はぁ?お前、なに言ってんの?」最初は友人がわざと冗談言ってるのかと思った。
    なので、通りがかった別のヤツを呼び止めて、「このボール何色に見える?」「青」「ほらぁ」
    この時点で『色盲』という覚えたての単語が頭をよぎる。悔しくてまた別のヤツに
    聞いてみると「オレンジ」「だよな!」「はぁ?」。
    それから、最初に話しかけた友人と二人で、クラスのほぼ全員にボールの色を
    聞いて回ると、オレンジと青が大体半分づつくらいに分かれた。
    確か職員室まで行って担任と、通りがかった美術の先生にまで聞いた覚えがある。
    どっちがどっちだったか忘れたが,先生たちの答えも分かれてた。

    先日、話題になったワンピースの画像で思い出したので、実家に戻った時
    あの時のボールを探してみたがなかった。

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    台風の日に鈴の音が聞こえるんだ
    多分これ以前にも経験したことあったはず
    さっきの奴はいきなり少し濁った鈴の音が聞こえ始める

    ヂリーンヂリーンって感じで
    音の大きさ的にはお隣さんが風鈴つけてるような感じなんよ
    で、10分くらいかななって少しずつ遠ざかっていくように音が小さくなっていって
    プツンと途絶える感じ

    ちなみにこれ以前に聞いたことあるのは
    台風の夜の鈴だったり
    深夜にお祭りみたいな音が聞こえたりした

    俺の勘違いかなんかなのか物理的な理由があるものなのか
    オカルト的なやつか自分じゃわからなくてね

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    5歳頃、真冬の寒い日に犬の散歩をしようと犬に首輪をつけていると、「おいで」と声が聞こえた。
    犬と一緒に玄関を出るとまた「おいで」。あたりを見回しても雪が降り続けるだけで人影は見えない。また「おいで」と声がした。
    きょろきょろしながら足を進めると「こっち」「おいで」と声が繰り返すので、犬と一緒に雪をかきわけてついてゆく。
    住宅街からどんどん離れた場所へ場所へと進み、鬱蒼とした森が見えてきた。
    なんだか足を止めないといけない気がして森の入口で止まると、普段大人しい犬が唸り始めた。
    それでも「おいで」「おいで」と声が続くので森に入ろうとすると犬が急に吠え始め、リードを引っ張って帰ろうとするのでそのまま家に引き返した。
    成人した今は誰もいない場所で声が聞こえるや声についていったら森にたどり着く、なんてことは一切ない。

    ただ数日前に、また森に呼ばれる夢を見た。
    夢の中に恋人もいて、日本屋敷の庭で私が「誰かが呼んでる」と言うと突然「行かないでくれ、どうしても行くなら自分もついていく」と悲しそうに腕を掴んでしがみついてきたので一緒に森に行った。
    結果的に恋人と一緒に森に入ったが、とくに何も起きなかった。ただ恋人が一言だけ「誰かがいる」と言っただけだった。
    ただそれだけの夢、なんだけど、恋人がなんで私をあんなに森に行かせたくないのか、森に何があるのか・・・。
    地元の噂では、某少女死体遺棄事件の遺体の一部がその森に捨ててあったとか、私自身が本当なら双子だったと親に言われたことがあるので色々と考えてしまう。

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