心霊-都市伝説ナビ-

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    2023年08月

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    姉は妹から見ると勘が働くタイプで、私の就職や、抽選の当落を察知する。
    どういうことかというと、面接が終わった日に「就職、決まったみたいよ」と言い当てたり(落ちた会社の面接の後には何も言わなかった)、抽選のあるコンサートチケット応募後に「当たってると思う。ホテルとか手配したら」と教えて(?)くれたりする(当選してました)。
    本人は「就職決まった!って電波みたいなものが届くの」とか「当たりやすい抽選があるのよ」と言っている。
    私には理解できない。そんな姉の話です。

    数年前のお彼岸の日曜。両親と姉と私の家族四人で先祖の墓参りをすることにしていたのに、朝になって姉が「なんだか頭が痛い…」と行きしぶりだした。
    とはいえ日曜以外に行ける日はなかったので、まあみんなで行こう、車の中で寝ていてもいいから、と決行することに。
    出発が遅れたのでちょっとみんな焦り気味。お墓は離れた北の町のしかも山の中にあるので、朝早めに出発し午後帰る予定だった。

    ところが今度は車のエンジンがかからない。
    バッテリーが上がっていたのだけど、ライトをつけっぱなしにしたのでもないのに…。
    今日行かねば、と父はなんとかエンジンをかけようとしていた。
    そこに、電話がかかってきた。今しがた親戚が亡くなったという知らせだった。
    それを待っていたかのようにエンジンがかかったが、行先は北から南に変更。
    やはり離れている市にある、その親戚の元だ。
    もし北のお墓に行っていたら、連絡を受けても正反対の方角で、その日には訪問できなかっただろう。
    翌日以降の通夜や葬式に一家そろって参列することはできなかっただろう。
    交流はあったが血縁では少し遠い親戚で、私や姉は学校や仕事を休んで参列することはなかったと思う。
    【「当たりやすい抽選があるのよ」】の続きを読む

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    うちのじいさんの話。畑もやっていたが、
    1年のうちの何ヶ月かは山暮らしだったんだよ。
    生計が半分、趣味が半分って感じでね。あちこちの山に簡易的な小屋を建てて、
    そこを泊まって歩く。その間、食料はむろん山の中で調達するんだ。
    いやいや、冬場でなければ山は豊かだ。
    今の植林した杉林ではどうにもならんが、雑木が濃い山なら、
    木の実、山菜、キノコに獣肉・・・じいさんは鉄砲持って歩いてたからね。
    だが職業的な猟師ってわけじゃなかった。
    兎や山鳥を撃って自分で食べるくらいで、炭焼きが主だったな。あとは薪の切り出し。
    どこも国有林の今とは違って、じいさんの当時は山の奥の奥に分け入れば、
    誰のもんでもない場所だったんだ。

    ある山に入った晩のことだ。当然、夜間に行動なんて厳禁なんだが、
    そのときは、どういうわけだか行程の計算を間違えてね、
    次の拠点小屋に入るのが遅れちまったんだ。それでもまだ8時過ぎだった。
    雨でも降ってれば適当な場所で野宿したんだろうが、
    空は晴れてたし、小屋まであと1時間足らずってとこだったから、
    松明を灯して先を急いだんだ。
    で、林の中を抜けて尾根に出たとき、妙に空が明るいことに気づいた。
    見ると、桃の実のような大きな満月が向こうの山の端にかかってた。
    赤っぽい色の見事な月でね、しばらく見とれてたんだが、
    そのうちにその日が二十夜過ぎだってことに思いあたった。

    【森の中から「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」】の続きを読む

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    私が中学一年生のときの夏起こったお話を投下。
    私立の学校で勉強に追われ、ちょっと疲れていた頃です。

    その日私は、駅から家までの、山と田んぼしかない夜道をひとりでとぼとぼ歩いていました。
    その道沿いには小さな祠があったのですが、その夜見てしまったのです。
    ふわふわと浮き、ちょうど風にあおられるように舞う白い人型のなにかを。
    式紙というんでしょうか? おおまかな人型です。

    棒人間のような。
    祠の前で淡く発光しながら、なんていうんでしょう…
    クラゲのような動きをしていたのです。
    なぜか恐怖も違和感もおぼえなかった私は、それに近づき、右手の指先で触れました。
    するとぱっと粉?霧?のようになって飛散して、きらきら輝きながら私に覆いかぶさりました。
    うわっと思って目を瞑り、開けるとそこにはもう何もいませんでした。

    【【心霊怖い話】「幸福を与えたのだから謝礼をよこせ」】の続きを読む

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    十数年前に、96歳で大往生したうちの祖母から聞いた話です。
    明治の終わりから大正の始めにかけて頃のことですね。
    祖母は麹屋で生まれ、そこは酒造もしていて、
    子どもの頃は、かなり裕福な暮らしをしたそうです。
    使用人がたくさんおり、今となっては誰が誰やら記憶があいまいだとも話してました。
    祖母が数え8歳のとき、4つほど年上の少女が子守に雇われてきていました。
    その子は祖母には優しかったものの、赤ん坊のあつかいがぞんざいで、
    他の女の使用人によくしかられて泣いていたそうです。
    また、胸が痛いと訴えてしゃがみ込んでいるのを何度も見たことがありました。

    ある秋の晴れた日だったそうです。
    祖母が庭に出たところ、子守の子が赤ん坊を負ぶったまま、
    うつ伏せに地面に手をついていて、赤ん坊が背中でわんわん大泣きしていました。
    「だいじょうぶか」と祖母が近寄って声をかけると、なぜか顔を向こうに向けたまま、
    「この赤ん坊、泣いて泣いてしょうがないから食っていいか」と言ったんだそうです。
    祖母は最初、何を言ってるかわかりませんでした。
    「食っていいか、赤ん坊」その子がもう一度ささやいたので、
    背負っている祖母の弟を食う、という意味だと察したんです。
    【泣いて泣いてしょうがないから食っていいか】の続きを読む

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    牡鹿半島で昔殺人事件があったんだけど、事件の1年くらい前かな。

    その犯人とよく遊んでた。


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