心霊-都市伝説ナビ-

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    2024年02月

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    3年ほど前の話

    当時俺はマンションの一階で一人暮らしをしていた。
    ある日、管理会社の担当から電話がかかってきて
    「夜中に子供がうるさい、と苦情がきたんですが……あの、お一人で住んでらっしゃいますよね?

     結婚して子供ができたとか、そういうこと、ないですよね?」と聞かれた
    当然、子供なんかいないし、そもそも彼女もいないですよ

    何なら今日みにきますか、って言うと「ですよねぇ~」といわれた。
    ところが、しばらくしたらまたそいつから電話がかかってきて
    「やっぱり、毎日夜中2時過ぎに子供が騒ぐ声がするって苦情がきたんですが……」というので

    「それ、本当にウチなの?上(3階)じゃないの?」と言ったんだが
    「いえ、下の階からと言われたので……」といわれる。

    ちなみに小さなマンションで、各階2部屋しかなく
    101は独居老人、102は俺
    201は空き家、202が髭生やしたガタイの良い男(←苦情の主)
    301は母子家庭で子供が1人、302は夫婦2人暮らし、という感じなので
    子供の声がする、というと301しか考えられない

    でも、よくよく話を聞くと、301の子供は既に小学5年生だが
    夜中に聞こえるのは赤ちゃんのような泣き声とどすんどすんと走り回る音らしい
    そうなると301も無し、となってくる

    一体何が聞こえているのか、と不思議に思って、一度夜中までおきていたのだが
    2時すぎても3時過ぎても子供の声なぞ聞こえてこない
    ああ。上の階に居る奴の幻聴か何かなのかな、と納得してキ○ガイが上に住んでいるなんて面倒だから、さっさと引っ越すか、と思った。

    ちょうど年末近かったので実家に戻った時
    両親と祖母が居る前でこの話をしたら、婆ちゃんが
    「そりゃ、赤ちゃん引き摺ってるんだよ。どっかの女に始末させたんやろうねぇ」と言った。
    その話事態が事実かどうかすらわからんが本物の幽霊なのか、それとも子供を始末させた良心の呵責なのか、どっちかなのかもしれん。

    できたら後者であってほしい。

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    自分は、昔ひいばあちゃんの家でしばらく暮らしてたことがあるらしい。
    というのも、物心がつく前だったし、ひいばあちゃんも自分が小学校に上がる頃にはもういなかった。

    なんとなーく記憶はあるけど、みんなの言うひいばあちゃんに、ああそうなのねと記憶を左右されているかもしれない程度。

    なんでひいばあちゃんに預けられたかと言うと、当時2、3歳の自分が、初めていったひいばあちゃんの家に住みたいとごねたらしい。
    玄関で、びいびい泣いて、やだ!やだ!って言ったと。それで、母と一緒にしばらくお邪魔してた。

    1週間もしないうちにガキの気分なのでおさまったらしく、母がお家帰るー?と聞いたら、こくんと頷いたそう。
    という話を今日母としていた。私は寒気が止まらなかった。

    超覚えてる。記憶かほとんどおぼろげなのにドアに貼り付いた人の手みたいな顔みたいな干からびたものがあって、すごく怖くて泣いたのはハッキリ覚えてる。
    擦りガラスみたいなのに枠がついているというか、ガラガラの引き戸で、そこにベタぁッとなにかがくっついていた。

    出たらそれがこっちに来ると思って泣いて必死で抵抗したんだと思う。帰る時の記憶は別にない。

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    小さい頃遊んでいた神社の話で、少し不思議な話。
    親の都合でよく引っ越していた俺は、親の実家の田舎の方が友達が多かった。
    だから、田舎で過ごす時間が楽しくて楽しくて仕方がなかった。

    その日も神社で友達数人と遊んでから帰った。
    夜になってお店が閉まる時間になる。
    お爺ちゃんが1000円を差し出し、俺に言う。

    「好きなもん買うてこい」
    アイスを買いに行った。夕方6時頃だったろうか。
    当時小学5年生で夏休み真っ盛り。
    昼間にみんなが飛び降りて遊んでた岩が目に入った。

    【狐が屋台をやっている】の続きを読む

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    あれは一昨年の事でした。
    晩御飯の仕度を終えて、(ちなみにカレー。)家族の帰りを待つ。
    ニコニコとお茶を飲みながら、さらにネットで充実!・・・まさに至福です。
    「しかし遅いなあ?八時過ぎだよ?カレー食べよかな?ウーン。」
    そんなとき、つい目がスルスルとPCから時計に向かいました。(えっ?えっ?!あれ・・・。)

    とたんに嫌な胸騒ぎがしました。ギュッとこう、胸が痛いんです。

    直後に母から電話が。「なんか事故が起きたみたい、遅くなるかも・・・」と。
    私の住んでる辺りは私鉄で柵とかもスキだらけなのでまれに誰かが線路に入り込んだり
    簡単な踏切を渡ろうとする人が絶えません。

    (その瞬間だったんだ!虫の知らせってあるのね。)
    母の声を聞いてちょっと安心したものの、胸騒ぎは止まりません。ドキ・ドキ・ドキ・・・ なんだか辛い。
    結局母は父と同じ時刻に九時半ごろに帰って来ました。

    【あんときは大変だったねえ?血とか見ちゃった?」】の続きを読む

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    俺が高校生の時の話。
    当時俺は2階に自分の部屋を持ってた。高校生になって何となく親や弟と団欒するっていうのが面倒くさくなってたから1人で部屋にいてダラダラしてる事が多かった。

    それで、俺の部屋には机のそばに若干大きめの窓が1つ付いててね、窓を開けて外を眺めつつ涼んだりしてたのね。
    外を眺めたらちょい広めの道が見える。見えるって言っても街灯と街灯の丁度間になってて相当暗い。

    で、ある時夜の11時ぐらいだったと思う。いきなり凄い赤ちゃんの泣き声が聞こえた。赤ちゃん特有の絶叫に近い泣き声。

    何事かと思って開けてた窓の隙間から外を見てみたら、誰かが立ってる。

    でもあることに気付いた瞬間ゾクッとした。凍りつくってホントにああいう事なんだって思う。

    その人、赤ちゃんを抱っこしてるとかおんぶしてるとかじゃなかった。その”立っている誰か”が泣いてた。顔は手で覆ってて見えなかったけど、明らかに大人なのに声だけが赤ちゃんの絶叫だった。

    ブワッと鳥肌がたって思わず
    「うわっ!」
    って声を出しちゃったのね。
    そしたらピタッと泣き声が止まって、こっちを向いて、顔にあてていた腕をどかした。

    ホントに気絶するかと思ったね。
    バッチリ、目があってるんだ。明らかに気付かれてる。そして、ニヤッて、歯を全部見せて笑う感じのニヤつき方をしたように見えた。さらに凄い勢いで手を振ってくる。

    「ヤバい!!」ってようやく本能で感じ取ったんだろうね。それまで凍ってた体がすぐに動いて窓を閉めてカーテンも閉めて、そばにあったテニスラケットと携帯を握りしめて布団に潜り込んだ。

    その後、気が付いたら朝になってた。寝落ちしたんだと思う。
    大学生になってその家からも県からも出ちゃったけど、たまに思い出す。その度に窓が閉まってるかを確認する。

    お前らも気をつけろよ。

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