252 :本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:05/02/04 03:52:30 ID:sur5xCGAO[1/2回(携帯)]
携帯からでスマソ。しかもスレ違いかもしれない。
ダウンタウンガキの使いで話されてこと。
吉本の若手芸人が体験した話なのだが、ある日その芸人は飲み会で明け方に自宅のマンションに帰ってきた。エレベーターがしまりそうだったので足速に乗ろうとしたら、先客が一名いた。その先客はずっと欝むいたままで、息が切れたように、
「はぁはぁ」
と息が荒い。
気持ち悪いなぁと思いながらもその芸人は先客に挨拶をしたのだが、彼はシカト。気分が悪くなったらしい。
そんなうちに先客が先に降りた。その時には芸人に肩をぶつけたので、芸人は
「挨拶もシカトで肩をぶつけるなんてなんてむかつくやつだ」
と思っていた。そして彼が家に着き、着ていたコートを脱ぐと、そのコートには血痕が。
ただ、そのときには彼は酔っていたので、気に留めなかった。
後日、芸人がオフの日、彼が家で休んでいると一件のインターフォンが鳴った。
「ピンポーン」
253 :本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:05/02/04 04:11:26 ID:sur5xCGAO[2/2回(携帯)]
彼は受話器を取ると、どうやら警察のようだ。
「近日、この近辺にて殺人事件があったのですが、何か知っていたらと思いまして、少し話をさせてもらいたいので、宜しいでしょうか」
警察が言った言葉に彼はあの日のことが脳裏に浮かんだ。コートに着いた血痕。自分の顔を見られまいとするような態度をした男。あれは殺人犯だったではないか!?
と、彼は思ったのだが、せっかくのオフを邪魔されたくないと思った彼は、ドアを開けずドア越しに会話をして、
「特に変わったことはありませんよ。」
と、嘘をつき警察を遇った。警察は、
「そうですか…」
という言葉を残し去っていった。
何日かした後彼は自宅にてTVを見ていると、なんと自分のマンションが映っていることに気付いた。
見ていたのはニュース番組。ふと、警察が来たことを思い出し、
「あーやっぱり殺人が起こっていたんだなぁ」
と思いながらそのニュースを見続けていると、犯人がパトカーに連行されているシーンが映った。
なんと犯人は警察の格好をしていた…。そして見覚えのある背格好、顔。
そう。犯人は顔を見られたことを気付き、見てしまった芸人を、警察としておびき寄せ、殺すつもりだったのだ。
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