979 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/01/07(水) 22:50:44 ID:IT3J7LjK0 [1/1回(PC)]
幼稚園か小学校低学年の時の事 
この頃はおばあちゃんと一緒に寝てたんだけど、ある夜の事。 
いつも通りおばあちゃんの隣に寝てたら、寝室の隣のリビングから人が歩く音がした。 
他の家族かなぁと思ったけど、トイレとかは別の場所だし、何かあれば電気をつけるのに真っ暗のまま。 
足音はリビングのテーブルのまわりをずっとグルグル周ってたんだけど、止まったんでチラっと起きて見てみたら誰も居ない。 
人だったらテーブルのまわりから他の場所に歩く足音がするはずなのに、しない・・・ 
俺の中では①幽霊 ②泥棒の二択になった。 
そしてその足跡はまたしばらくリビングをウロウロしたと思ったら、自分の寝てる寝室に向かってきた。 
もし泥棒だったら、起きてるのがバレたら殺される・・・幽霊だったら・・・どうなるんだろう?と思いつつ、必至に寝たフリをしていた。 
そしてついに寝室(和室なので畳)に入ってきた。聞きなれた畳を踏む音がバッチリ聞こえる。 
あまりの恐怖で冷汗ダラッダラ。おばあちゃんの手を思いっきり握ったんだけどおばあちゃん全然起きない 
ていうかさっきからいつも煩かったおばあちゃんのイビキや寝息さえも聞こえない。 
薄目を開けてたんだけど、完全に人は居なかったので、もう俺の中では幽霊確定。 
そして姿の見えない何かが俺の布団の隣に座って、顔を覗き込んできた。 
そして体が動かなくなったと思ったらその何かが俺を見てニヤーっと笑った。 
姿が見えないのに、なんで隣に座ったかとかニヤついたか分かったのかは分らない。 

翌朝家族に話しても「夢じゃないの?」「気温の変化で歩いてるように音が聞こえたのよ」とヌルーされた 
これといったオチが無いけど、あれは怖かったなぁ・・・