205 : pochi[] 投稿日:2008/09/20(土) 22:23:13 ID:yiEv64Lm0 [1/3回(PC)]
友達とコックリさんをやった時の話ww 

放課後の教室、悪ふざけの延長でコックリさんをやることになった。 
Kと、Sと自分で、どうやってやるんだっけ?なんて話しながらお決まりの紙を作って10円を置いた 

こっくりさんこっくりさん、お答えください 

・・・動かない。 
やっぱりくだらないなぁと3人とも少し笑った 
Sがもう一度言ってみる 

こっくりさん、こっくりさん、いらっしゃいましたらお答えください 

3人で顔を見合わせた。 
ゆっくりと10円玉が動き始めたからだ。 
誰かが適当にいじっているのだろう、と思ったが、KもSも驚いた表情で10円を見ている 
10円は「はい」でとまった。 
まさか降りてくるとは思わなかったが、ここぞとばかりにいろいろなことを聞いた 
誰が誰を好きとか、将来金持ちになるのは誰かとか。くだらないことばかり 


207 : pochi[] 投稿日:2008/09/20(土) 22:31:25 ID:yiEv64Lm0 [2/3回(PC)]
夢中になっていたのは15分くらいで、飽きてきたからそろそろ帰ってもらうことにした 
Sが言った 

こっくりさん、こっくりさん、お戻りください 
ひやりとした。 
10円玉がまったく動かない。 
顔を見合わせ、ごくり、とつばを飲み込んだ 
Sが震えた声で言った 
こっくりさん、こっくりさん、お戻りください 
指の震えかもしれないが、10円玉が小刻みに揺れた。 
そしてゆっくりと動き出す 
しかし、その方向は 
「いいえ」 



208 : pochi[] 投稿日:2008/09/20(土) 22:31:51 ID:yiEv64Lm0 [3/3回(PC)]
こっくりさん、お戻りください! 
SもKも自分も、半泣きだった。 
10円はまた動き出す。 
「はい」には向かわない。 
文章を作り出す 
み 
ん 
な 
し 

ね・・・にむかおうとしたとき、教室の窓が大きな音を立ててゆれた。 

Sはとっさに手を離した 
もう無理!とSが叫ぶ 
でも離しちゃだめだよ!というKの言葉を聞いてSはあわてて10円に指を戻した 
もう10円は動くことはなかった。