398 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/27(水) 17:16:58 ID:zX6G6d6OO [5/8回(携帯)]
その部屋でオヤジと友人が交わした話は、
友人の方から後で聞かされた。
友『オヤジさんは、確かに今生きている人間から
何らかの強い恨みを買っていて、
そいつの憎悪の念で、今の原因不明(医者にもそう言われた)の病気で
抜き差しならない所に来ているようだ』
友『しかも結構長い期間この生き霊アタックはあってる
随分前から具合は悪かったと思われるんだ
仕事が巧く行かないとか、そういう事も含めて』
友『生き霊の持ち主は多分、
自分がオヤジさんの元に生き霊とばしてるなんて知らないと思う
すごく恨んでいるのは間違いないけど、
マイナスの念の暴走とでも言えばいいかな』
友『もう怒鳴られるの覚悟で“心あたりありますよね”と聞いたよ』
友『最初は俺がこんな若造(当時友人23歳・俺21歳)だし
息子の友達だし、何をバカなって笑われたんだけど、
心あたりはありますよね?と聞いたら、だまっちゃったから、
やっぱり何かあったみたいだね』
俺『……それ、女だよね』
友『なんで?』
俺『中坊ん時親父に誘われた水族館で、
親父の会社の女に会った事がある
そん時は解らなくて年取ってきて理解が行ったけど、
あれは不倫相手だよな。
女の方は連れもいなかったし』
400 : 392[sage] 投稿日:2009/05/27(水) 17:20:54 ID:zX6G6d6OO [6/8回(携帯)]
友人はそれにはもう答えなかったし、
親父とどんな話をしたかも語らなかったが
俺にとってはそれが返事となった
とっくに物心ついた子供に、
偶然を装いながらも合わせる程深い間柄だった2人が
その後何かの事情で別れた。
決して若くはなく、はっきり言えば母親より冴えなかったと記憶している女が
父親を殺しかねない程に恨むには、充分な理由だっただろう。
母親は知っていたのだろうか。
これは未だにどちらにも聞いた事は無い。
俺『随分前からアタック受けてるって話だけど
、生き霊の本人は長い間父親を恨んでて、今も恨みの塊で、幸せじゃ無いって事なんだね』
と聞いた
友『そうとは限らない。生き霊って結構簡単に飛ぶんだ。
昔の友達とかを、あいつどうしてるかなって思い出したりしただけとかでも
人によっては飛ぶ位。
講義受けながら学食の事考えたら、学食に飛んでたとかね』
俺『嘘くせー、俺は今冗談が通じる心理状態じゃねーぞ?(笑)』
友『それに…一度生まれた物は、簡単に無くなったり出来ない』
結果から言うと、親父の手術は成功し、心を入れ替えたかの様に日頃の摂生を敢行、
定年も無事迎え、今は楽々隠居の有閑老人だ
401 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/27(水) 17:24:55 ID:zX6G6d6OO [7/8回(携帯)]
友人はあの時病室で父親の病室にも浄化と結界を施し、
後日、父親専用の式神入りの、
自分で磨きだして作ると言う勾玉型のパワーストーンで出来た御守りなる物を渡し、
俺経由で家族それぞれにも同じ仕様の物をくれ、扱いを教えた。
それぞれ石も違い、封入されている式神も違うらしい。
男共のには女性の式神が、女共のには火鳥の様な存在
(形の似ている鳥はいるが実際には存在しない・手塚治虫のとは違う)
の式神だそうだ
母親は子供を産んでいるのでただの御守りしか作れないとか謎発言もあったが、
名前を2つつけ、例え家族でも恋人でも、
裏の名前は人に話してはけない事
大それた事は出来ないが、何かお願いをする時はその名前で呼ぶ事
時々は式神本体をイメージし存在を信じる事
その他も制約は色々あるし、正直自分含め家族も信じているのか疑わしいが
今も全員常に携帯しているのだから我が家も
いい加減と言えばいい加減、
迷信と言われる事にまで信心深さを発揮する土地柄と言えばそれなのかも知れない
友人の思わぬカミングアウトが一家を救ってくれたのかも知れない、
友人とうちの家族の付き合いの最初のエピソードでした
長くなったけど読んだ人いたらありがとう
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