673 : ところてん[] 投稿日:2009/06/27(土) 23:24:04 ID:mJv5LvKn0 [1/1回(PC)]

俺がまだ小学3年の時、二学期あたりに同じ市内に引っ越したんだよ。 
引っ越したてでまだ転校もしないから、
前の家の近くにあるほうのオモチャ屋に、小遣いを貯めてビーダマンを買いにいった。 

んで、買った帰りは「やった!早く帰ってあそぼ!」と思って、
川と川に挟まれた地面が土の道を通ったんだ。 
道幅は4mくらいかな、夜中はまったく前が見えない程暗い部分がある。 

子供ながらに怖い感覚はあったんだけど、引っ越し先まではほとんど一本道だったから、
そこを通って帰ることにした。 

夕方あたりかな、多分3~4時の間だと思う、
小さなマウンテンバイクに乗って通ってたら視界の右側に着物の女の人が見えた気がした。 
でも俺の右側には川の深い方(谷みたいになってて5mくらいの深さ)があるから人がいるわけないんだよ。 

振り向いてみたら川の上の空間に女が立ってて、こっちみてた。 

怖くて立ち漕ぎで帰って、家に帰ってすぐに怖さも忘れて遊んでた。 


後日談。 

親が言うには俺は癌で死んだばぁちゃんに守られてるらしい。 
んで、その話を聞いたあとに女の顔を思い出したら、少し若いけどばぁちゃんに似てた。 


それだけ、長レススマソ