131 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 11:48:45 ID:PIIuBdR40 [1/2回(PC)]
近所にカラオケ店兼ライブハウスがあったときの話。 
「お客様はセレブです」のキャッチフレーズでステージを 
使ってたバンドがあった。 

バンドの持ち芸は、ハウスの規定金額の30倍の数字を 
「正規入場料」としてカラーのポスターに掲載するというもの。 
もちろん、ライブにはセレブじゃなくても入れるし 
そんなバカ高いカネなんかシャレでも払うヤツいなかった。 

カネの有る無しで人を差別するパフォーマンスというより、 
「路上ライブのような一体感」を目指してたようだ。 
良い意味で実演者も観客も無くライブする、みたいな世界観。 
当時高校生だった俺には面白みがよくわからず、 
「だったら大阪や奈良みたいに駅前で唄えばいいのに」ぐらいに 
思っていたもんだ。今でも面白味はよくわからんけどw 

このバンドがリスペクトしたのは、有名な三波春夫だと思う。 
漢字合ってるかな。「お客様は神様です」で有名、今でも 
サービス業の指導者クラスのヤツらにご好評だ。

 
132 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 11:50:21 ID:PIIuBdR40 [2/2回(PC)]
ちなみに、三波はソビエト抑留でサービス業なんて 
存在意義も機会も無い地獄をくぐっている。 
帰国後も長らく収容所での洗脳が解けなくて、 
自他ともに認める黒歴史(変な公演の数々)を築き上げた。 

三波の「お客様は神様です」、本当はどういう意味だったのかな。 
三波は神を感得していたのだろうか。 
そして公演は、神への捧げ物だったのか。 
観客の視聴態度はもちろん、三波の出した結果の全てが。 

それとも単に、強大かつ広大無辺の仮想敵または 
全属性を兼備したペルソナ(マーケティング用のカード)として 
「神様」を採用していただけなのだろうか。 

三波ファンに怒られて削除されない程度に、三波のエピソードや 
怪現象を伴う目撃情報などを出し合いましょう。