俺が育った所の近所に変わった由来の明神さまがあったよ。
戦国時代の終わりごろ、天下統一という頃。
ある村に落ち武者が救いを求めてきた。
落ち武者狩りという言葉があるとうり、だれも助けないがある1件の家は彼らを匿った。
どのくらい、匿われていたのかわからないがその落ち武者が死ぬ際「おれはこの家の守り神になる」と言ったという。
490 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/06/22(金) 14:35:07.54 ID:0UHOoZzv0 [1/1回(PC)]
>>482
良いお話だね。本当に追い詰められて、誰も助けないのに
一軒だけが助けてくれたら本当に恩を感じると思う。
10年ぐらい前になるけど、袋小路にある3軒の家のうち、
2軒でガス爆発や漏電火事があった。
不安に思った最後の1軒の家の人が相談したら、T字なんだけど
道の形から、袋小路の家に弓が放たれるような形になっている。
だから不幸が相次ぐと言われて、勧められて何か祀っていた記憶がある。
そのかいあってか、それからは何も起きていないと言っていた。
493 : 481[] 投稿日:2012/06/22(金) 19:40:57.61 ID:mCDO/QSZ0 [2/3回(PC)]
そこの家は今でも続いてる。
豪族でもない農民で戦国時代からルーツが判る家ってそうない。
そこの家宝はその落ち武者のものであろう甲冑。
家の造りは普通の農家って感じだけど、石垣がすごくて八つ墓村に出てくる家みたいな感じ。
ここの家、後日談がある。
この家の土地の隅に件の武者の墓と思われる、祠があって、この家のばあさんがいつも花やら水を供えていた。
ある日、台風が多く上陸した年のこと、木造だった祠がひっくりがえってしまった。
1度めは元にもどしたが2度め以降そのままにしていた。
そのころ、婆さんは倒れ、入院。時同じくして当主は事業失敗。
兼業農家だったから自宅を手放し、農地に新たに住んだ。
ここの家の伝承はもうひとつあって、代々、口が聞けないこが生まれるというのがある。
たぶん、武者が助かった理由はこれではないかと思う。
普通ならねずみ算で子孫がいるはずなんだけど、子孫は2件ぐらいだった。
そこの家の子なんかと仲良くてよく遊んだ。
ただ、口が聞けないというかどもりというかなんとなく違和感はあった。
ここの家は売却後、2オーナー住んでるが土地のいきさつは知らないから、供養なんてしてない。
1オーナー目は事業がうまくいかなくなって転居。
2オーナー目はサラリーマンだったけど芳しくない。
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