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とある、浜が真っ白で綺麗だという噂の海岸に、数泊宿泊という計画で、友人と2人で行きました。 
ペンションのオーナーは気のいいお兄さんで、高校生の私達でも丁重にもてなしてくれました。
着いた初日は長旅ということもあって部屋でくつろぎ、オーナーのやってるレストランで軽く夕飯をとって部屋に戻りました。 
女の子同士の旅で浮かれていたのか、明日のこれにはこの服を、とか夜はこれ来て散歩しようとか、 
色々お互いの服を交換したりして遊んでました。 
その記念に夜の海が窓から見えたので部屋をなるべく明るくして写真撮影大会。 
(こんなこと何年もやって遊んでたあの頃が懐かしいです) 

翌日からの海もサーフ大会が間近で見れたり遊泳区域内でパシャパシャ遊んだり、日焼け(流行ってたんです・・・)したりしてました。 
あっという間の旅で、オーナーさんにはよくお礼を言ってまた来るねーと別れの挨拶をしました。 

数日後、写真を現像(インスタントカメラ全盛期ですw)に出して楽しみに待っていました。 

・・・写っていました。 
部屋で海をバックに撮った時の写真ですが、窓の真下は道路、バルコニーもない、 
誰も移り込める状態ではない所に、スーツ姿でネクタイを占めている骸骨のお兄さんらしき方が全身写ってました。 

普通、除霊だお焚き上げだと騒ぐものなんですが、自分で処分しました。 
でもその人(男性)は、見た感じさまよってる風に見えたので、そのうち天国に行かれるだろうと思い、白い半紙に包んで処分しました。