25caa5aa.jpg

旧旧吹上トンネル(旧吹上隧道)は1904年に竣工した。

旧吹上トンネルに比べると一回り小さく、全長約120m、幅3.6m、高さ2.8mである。

老朽化が進み崩落の危険があるため、2009年3月に入口が鉄板で塞がれ通行は不可能となった。

トンネルの反対側は獣道のような状態であり、歩く事さえままならない。

トンネルのはるか手前の道路に有刺鉄線のゲートがあり、廃屋も資材置き場になっており、有刺鉄線で囲まれている。

トンネルは鉄板で塞がれており、扉はあるが三重に鍵がかかっている。内側にもガードレールが貼り付けられており、二重に塞がれている。

明治に造られた旧旧吹上トンネルは、昭和になって旧吹上トンネルにその役目を譲った。

造られてから100年以上経つ旧旧吹上トンネルは、水が浸食し、いつ倒壊しても不思議ではない。

幽霊出没の噂は、多種多様な噂が入り乱れており、どれが信憑性の高い噂なのかわからないが、白い着物を着た女性の霊が出没するという噂をよく耳にする。

しかし、宮崎勤が幼女を殺害もしくは遺棄した現場が旧旧吹上トンネルだったという話がデマであることだけは確かだ。