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※『思い出した名無し』さんから投稿頂きました!ありがとうございます。

夜分、すみません。40代のオバチャン主婦です。

思い出した話がありましたので、投稿します。

これは私が小学生時代の担任の一人で当時はピカピカの教員免許を取り立てのK先生(男)が私を含めた受け持ちの生徒に話してくれた実話怪談です。

それは、彼が学生時代に友人の一人が電車に跳ねられて落命したのがそもそもの発端でした。(詳しくは覚えていません。何せ、30年以上前に聞いた話なので悪しからず。)体がバラバラになってしまいましたが、友人の殆んどの体のパーツは見つかりましたが、どうしても両腕が見付からなかったそうです。

年月が流れ、K先生は無事に教員免許を取り、就職先も決まり、集団卒業写真を撮影する事になりました。写真が出来上がったのを見たK先生は自分の肩に手が乗っているのに気付きました。

これは後ろの人の悪戯だろうと思い、K先生はその後ろに立っていた人に『これは、お前の仕業か?』と、言ったら件の後ろの人から怒りの否定の返事が返ったそうだ。

K先生は両手でふと思い出したのが一つあった。そう言えば、電車に轢かれて急逝した友人は両腕が見つかっていなかったっけなあ。もしかすると、その友人のどうしても見付からなかった両腕ではないか?と、K先生はそう思ったそうだ。