という話になって、大した目的もなく一般道だけを使って長野まで行く事になった。
メンバーは俺、A、B、Cの4人、まあ、暇なときあつまるのは大抵この面子なのだが。
目的もなく出発したので当然することも無く、男4人でむさくるしく適当に観光地で飯を食い、日が暮れてかなり暗くなった頃に帰る事になった。
交代で運転しながら長野と群馬の県境?(少し前に浅間山方面がどうのって看板を見たのでそのあたりだと思う)をカーナビを頼りに走っていると、運転していたAが助手席に座っていた俺に
「なんか道おかしくね?カーナビの順路合ってる?」
と言ってきた。
「なんか道おかしくね?カーナビの順路合ってる?」
と言ってきた。
俺は特に何も気付いていなかったのだが、いわれて見るとたしかになんか変な感じがする。
さっきまで結構広めの綺麗な道路を通っていたはずなのだが、今通っているところは道幅も狭くなりガードレールは錆だらけ、道路もあちこちにひびが入っているしヒビの部分から雑草が生えているところまである。
来た道とは違うルートで帰ったので合っているかどうか確証はないが、カーナビにはだいぶ前からずっと一本道が表示されているし、Aいわく曲がり角とか曲がらずずっと道なりにきていたという、
まあ山の中だしそんな事もあるさという事で、そのまま進んでいた
まあ山の中だしそんな事もあるさという事で、そのまま進んでいた
のだが、それから30分ほど走ってもずっとそんな状態の道が続いている上に、すれ違う車すらなく、みんなだんだんと不安になってきていた。
Cが「一端どこかに車停めてルート再確認した方が良くないか?」と言い出した頃、少し先のほうにドライブインらしい明かりが見えた、駐車場には数は少ないが何台か車が停車しているのが見える、それだけで何となく俺たちはホッとした気分になった。
これは好都合ということでそのドライブインの駐車場に車を停めた。
どうやらこのドライブインは無人のところらしく、店員とかはいそうにないが自販機が並んでいるのは外からでもわかる、各々ひとまずトイレへ行ったり飲み物や食べ物を確保する事にした。
そして、AとCはトイレへ向かい、俺とBは自販機コーナーの隣にある休憩所?のようなところへ向かった。
休憩所の入り口のドアを開けようとしたとき、俺は入り口の明かりのところに異様なものを見た。
掌よりもばかでかい蛾がとまっている…、こんな真夏にでかい蛾というのも不自然で変なのだが、それよりも異様だったのはその蛾の羽の模様だ。
蛾って目玉みたいな模様があるのはよくあるのだが、その蛾の模様は目玉みたいどころか全体の姿がまるで人の顔のように見える、特に目の部分は丸というより本物の目のようだ。
「うわ、気持ちわる!」と思った俺とBはなるべくその蛾を見ないように避けて中へと入った。
後から思うと、この時点で何かがおかしいと気付くべきだったかもしれない…
中に入るとそこはかなり広くテーブルがいくつも並べてあるのだが、照明はなんか薄暗いし床や壁も微妙に小汚い、奥のほうにゲームもあるのだが、遠目にもそれはどれも古そうに見える。
それと端のほうにはテレビがあり50代くらい?のおっさんがこちらに背を向けてテレビを見ている。
俺はその人になんか妙な違和感を感じたのと、他にも色々うまく説明できない変な違和感を感じてBにその事を話そうとすると、Bがひそひそ声で嬉しそうに
「おい、なんかあっちに女の子3人組みいるぞ!声かけようぜ!」
と俺に言ってきた。
と俺に言ってきた。
Bの教えられた方をみると、たしかに20歳くらい?の女の子3人組みがテーブルを囲んで椅子に腰掛けているのが見えるのだが、表情をみるとなんか不安そうな感じで、あたりをきょろきょろしながら話し合っているように見える。
すると、3人組みのうちの1人が俺とBに気付いたらしくこちらにやってきた。
Bはもうなんか明らかに顔に出るほど嬉しそうなのだが、俺は凄く不安感を感じていた。
そして、その不安感は当然のように当った。
女の子は俺たちの前にくると開口一番こう言ってきた。
「あのー、変に思われるかもしれないんですが、ここって関東方面へ抜ける道でいいんですよね?」
「それと気のせいかもしれないんですいが…」
と一瞬躊躇した後で
「このドライブイン…なんか変じゃないですか?」
と言ってきた。
「それと気のせいかもしれないんですいが…」
と一瞬躊躇した後で
「このドライブイン…なんか変じゃないですか?」
と言ってきた。
休憩所に入って以来ずっと妙な違和感を感じていた俺は、自分もなんか変だと感じていた事を話して同じ席で少し事情を聞く事にした。
Bが小声で「お前結構やるじゃん」とかニヤニヤしながら言ってきたが、状況が状況だけにちょっとムカついて無視することにした。
ぶっちゃけ言うと俺もちょっとわくわく感がなかったわけじゃないが、それよりも違和感と不安感のほうが勝っていたからだ。
ぶっちゃけ言うと俺もちょっとわくわく感がなかったわけじゃないが、それよりも違和感と不安感のほうが勝っていたからだ。
話を聞いてみると、どうやら彼女達も俺達と同じように車を走らせていると、だんだんと道が整備されていない細い道になっていき、不安になってこのドライブインに一度車を停めて確認しようという事になったらしい。
そしてこの休憩所に入ったところ、なんかあちこちに違和感を感じて怖くなってきて、どうしようかと話していたときに、俺とBがタイミングよく入ってきたので声をかけたのだという。
ちなみに、Bはなんかもうまるで空気読まずに俺に任せてみたいなことを言っていたが、後から聞くと内心かなり不安でその裏返しだったと言っていた。
そんな感じでお互い状況を説明し終わった頃、女の子の1人が
「それで、あそこのテレビの前にいる人なんだけど…」
「それで、あそこのテレビの前にいる人なんだけど…」
と話を切り出した。
そう促されて俺もその人をあらためてみたとき、さっきの違和感の正体に気が付いた。
ちょっと遠くにいたのでパッと見は気付かなかったのだが、テレビとテーブル、そしてその人のサイズの比率が明らかにおかしい、少し遠くにいるにしてもその人は異様にでかすぎるのだ、たぶん立ったらゆうに3~4mはあるんじゃないかというくらいにでかい。
流石に空気を読んだBも「でかすぎるよな…なんだあれ…」と独り言のように言っている。
更にその女の子は
「あと、あの奥のプリクラのところなんだけど…」
と言うのでそっちを見てみると、入ってきたとき俺たちは気付かなかったのだが、ロングスカート?を履いた女の人の脚が年代物っぽいプリクラの周りにあるカーテンの下から見える。
「あと、あの奥のプリクラのところなんだけど…」
と言うのでそっちを見てみると、入ってきたとき俺たちは気付かなかったのだが、ロングスカート?を履いた女の人の脚が年代物っぽいプリクラの周りにあるカーテンの下から見える。
その子がいうには、あの女の人は自分たちが来た時からずっと1人であそこにいて全く動かないんだという。
そして更に続けてこう言ってきた
「あとなんか変な音聞こえませんか?人が話しているような…」と、
「言われてみれば…」入ってきてから何か音が聞こえていたのだけれど、俺はなんとなくエアコンか何かの機械の作動音だと思っていたのだが、良く聞いてみるとぼそぼそと大勢の人が話しているような、そんな声のように聞こえる、どこで話しているのかは全く解らないが、とにかく何かここは何か変だ。
「あとなんか変な音聞こえませんか?人が話しているような…」と、
「言われてみれば…」入ってきてから何か音が聞こえていたのだけれど、俺はなんとなくエアコンか何かの機械の作動音だと思っていたのだが、良く聞いてみるとぼそぼそと大勢の人が話しているような、そんな声のように聞こえる、どこで話しているのかは全く解らないが、とにかく何かここは何か変だ。
そんな話を5人でしていると、休憩所と自販機コーナーの間にあるドアが開きAとCが入ってきた。
そして俺たちと女の子を見てCが
「お前らなにナンパしてんだよ…」
と呆れたように言うと、
「そんな事よりちょっとこっち来てくれ、なんか変なのがあるんだが」
と、結構真顔で言ってきた。
「お前らなにナンパしてんだよ…」
と呆れたように言うと、
「そんな事よりちょっとこっち来てくれ、なんか変なのがあるんだが」
と、結構真顔で言ってきた。
Aもふざけている様子もなく、俺とBが変なのってなんだよ?と聞くと、上手く説明できないからとりあえず自販機コーナーに来てくれという。
こっちも変なこと山盛りだった俺たちは、AとCにこっちもなんか変な事だらけだと話しながら、女の子たちも連れて自販機コーナーへ行く事にした。

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