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兵庫県の三木市にかつて大きな国民宿舎があった
いまは別の企業が営業しているので名前は伏せるが
この広大な施設のちょうど真ん中に鉄筋の塔が今も立っている

この塔、国民宿舎時代はここから紙飛行機を飛ばしたり、
県下の景色を眺めるのに最適で晴れた日は明石大橋まで見えた

が、その営業が終わってしばらくした後、ここが閉鎖されることとになった

今は登れないように鍵がかけられ、そこにいたる道も閉鎖されている
なぜか? とある一家の飛び降りが原因と言われている

それ以来、深夜スピーカーから子供の声が聞こえたり、
片方の顔が陥没した親子がとぼとぼ歩いていたりする姿が
月夜に見受けられるようになったという