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幼稚園の頃、私はよくベッドに横たわって天井を見上げていた。

夜になると、眠る前にぼんやりと天井を眺めているのが好きだった。
でも、ある日、いつも通り天井を見上げていたはずなのに、突然、それが変わったんだ。
最初はほんの少しの違和感から始まった。天井が、だんだんと機械的な音を立てながら、徐々に変化し始めた。

気がつくと、天井の表面が巨大な宇宙船の裏側のような金属のパネルに覆われていた。まるで、宇宙船の中にいるような感覚がして、私は目を丸くした。
それは、ただの夢ではなかったような気がした。どこか現実味を帯びていて、私は震える手で天井を見上げ続けていた。でも、目を閉じればすぐに消えてしまうような幻だったのかもしれない。

小学生になった頃、その出来事を妹に話してみた。すると、妹は驚いたように言った。
「お姉ちゃんも見たの?!私も、それ見たことあるよ」って。
その言葉を聞いたとき、私は一瞬、胸がドキドキと高鳴るのを感じた。妹も見た、ということは…一体、あれは何だったんだろう?普通の人には見えない世界、あるいは私たちだけが見られる本当の世界が、実は私たちの目の前に広がっているのではないか?そんな思いが頭の中をぐるぐると回り続けた。

時々思うんだ。あれは、普通の人間には見えない世界で、私たちだけがその一部を覗き見てしまったんじゃないかって。
私が見たあの宇宙船のようなものは、普段、人間の目に映らない本当の世界の一部だったのかもしれない。もしそうだとしたら、その世界にはどんな秘密が隠されているんだろう。

そして、もしあれが現実だったとしたら、今もどこかで、その世界の一部が私たちの周りに存在しているんじゃないかと思う。
もしかしたら、あなたが今見ている風景の裏にも、別の世界が広がっているのかもしれない。

でも、私はそのことを他の誰かに話すことはない。
だって、あの時見たものが本当に何だったのか、確かめる術がないから。
それに、もしそのことを誰かに話したら、私が正気じゃなくなってしまうような気がして怖いから。
でも、今でも、あの宇宙船のようなものが見えたあの日のことが、心の中で忘れられない。